田舎で働く社長のブログ---都会に移転しました---

会社を2015年に作りました。会社や個人をPRするというよりはアウトプットの場にしたいです。

見城徹さんのあのパワーは学生運動や日本赤軍への劣等感から来ているらしいと言うことがわかりとても興味深い。

 「読書という荒野」という本を読みました。

読書という荒野 (NewsPicks Book)

読書という荒野 (NewsPicks Book)

 

 

「たった一人の熱狂」や「憂鬱でなければ、仕事じゃない」も読みましたがやはり僕は見城徹という人が好きです。

これだけ結果を残している人ですし、アツい方なのでファンになるのに理由は必要ない気もしますが 「読書という荒野」の71ページに僕がファンになっている理由が書かれている気がしました。

 

自分は奥平剛士や安田安之に対する、消えない劣等感のなか、生きるのだと覚悟を決めた。この経験は僕にとってはこれ以上ない形で自己嫌悪と己否定をもたらすのだった。 

 

奥平剛士、安田安之というのは日本赤軍のメンバーでテルアビブ空港乱射事件という史上まれにみるテロ事件の犯人です。今の若い人たちはたった半世紀前に日本人が世界中でテロを起こしていたという事実を知らない人も多いかも知れません。

 

日本赤軍の人たちというのはテロ行為を行っていたテロリストであるというのは間違いないものの元々はピュアな動機から本気で世界を良くしようと戦っていた人たちです。とは言え行ってきたことの非道さからすれば彼らに対して「憧れ」の気持ちを持っているなどとは書きずらいはずなのにここまで堂々と描いています。

 

見城さんも書いていますが、当時の大学生、知識階級からすると左翼的な思想に憧れるのは自然な流れで見城さんよりも10歳年長にあたる僕の父親も安保闘争に参加してましたし叔父はのめり込み過ぎて逮捕されていました。

僕は父の影響もあり、当時の学生運動日本赤軍連合赤軍が起こしてきた事件に非常に興味があったのでたくさん本を読みましたが動機としては本当にピュアで、貧しい人たちのために革命をすると本気で信じている人たちでした。(もちろんそうではないっぽい人もいます)

もちろんテロ行為をした人たちなので肯定すべきではないと思うのですが、彼らのように本気で生きているのか?と見城さんは自分自身に問いかけているのだと思います。その姿勢に対して僕は憧れ、嫉妬しているのだと思います。

本題とはそれますが、塩見孝也共産主義者同盟の流れから二次ブント、よど号事件に至るまでの流れ、その後組織が弱体化して行き本質を見失ってしまい連合赤軍が起こす山岳ベース事件やあさま山荘事件日本赤軍が起こすテルアビブ空港乱射事件やダッカ日航機ハイジャック事件は絶対にしっかり勉強しておいた方が良いです。その事実に対してどういう感想を持つのかは個人の自由です。おそらく見城さんは今でも彼らに対して良い印象を持っていると思います。僕の父親や叔父もそうでした。僕は世代の違いもあるからなのか山岳ベース事件の奇妙さに嫌悪感を覚えるからなのか憧れる気持ちはありませんが、彼らがなぜこういうことをしてしまったのか。高学歴の人たちがなぜこういうことをしてしまったのかを考えない人を僕は信用したくない(見城さん風)。

 

見城さんが奥平剛士に嫉妬したように、僕は見城徹藤田晋に憧れ、嫉妬して生きて頑張っていこうと思わせてくれる本でした。

 

見城さんの本の感想を書くつもりが完全に赤軍についての紹介になってしまったのでついでに紹介させて頂くとこの2つの映画は当時の連合赤軍を知る上で絶対に見た方が良いです。ここで主に描かれている山岳ベース事件は僕は本当に嫌いで、首謀者の森・永田に関しては他の赤軍派よりも圧倒的に嫌いです(映画の影響もかなり大きいですが)。

 

 ↑見城さんもお友達の立松和平さんの小説を映画化して行く中で演者たちが当時の学生たちに思いを重ねていくという劇中劇です。山本太郎さん演じる森恒夫(作品では別の名前)が本当に怖かった・・・。

 

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 [DVD]

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 坂井真紀さんが演じる遠山美枝子が本当にすごい演技をしてます。

 

 

見城徹さんんと繋がりたくて755始めてみました。

では。