田舎で働く社長のブログ---都会に移転しました---

会社を2015年に作りました。会社や個人をPRするというよりはアウトプットの場にしたいです。

C2Cレンタルは成功するのか?僕は難しいと思っていて、成功するとしたらジモティー、アッテ、マチマチがやるときだと思う。

シェアリングエコノミー業界と言いますがレンタル業界に多少絡んでますし知り合いの社長さんも多いので、「CtoCレンタルをやりたいんですがどう思いますか?」、「CtoCレンタルに参入したりしないんですか?」と結構な頻度で聞かれます。

 

事業の可能性にキャップをするのはダサいですしやりたくないですが、今の時点での僕の結論としては「CtoCレンタルはおのすごく難しい」と思っています。

 

先に結論を書かせて頂くと

 

・法人間でのレンタル

クラシファイド系でのレンタル

 

以外では難しいと思っています。

理由はいくつかあるのですが、

 

・レンタルという概念がまだ一般的ではない

・盗難、商品のクオリティの担保が難しい

・送料が2倍かかる

 

この3点です。細かく書かせて頂きます。

 

まず、レンタルが一般的ではないという内容から。

メルカリがすごい成長を見せています?ですが、これが楽天市場やヤフーショッピングできる前にリリースされていたら成功していたでしょうか?ほぼ間違いなく成功していません(まーアプリという概念がないですがw)。

今でこそ、ネットで商品を買うという行動はかなり一般的になりました。ただ、楽天市場ができた頃は個人への配達という概念すら一般的ではありませんでした。「え?どうやって届くの?」、「いつ届くの?」という質問が多かったそうです。例えば今でこそレビューという言葉は一般的になっていますが20年前はほとんどの人が知らなかったはずです。

こういう土壌が育ってきたからこそメルカリが成功したわけです。

レンタルに話を戻します。レンタルをするとなった際にいくつか気になるのことがあります。「どういう状態で届くの?」、「壊しちゃったらどうするの?」、「返送ってどこでどうやるの?」等々。

これらはBtoCのレンタルでも相当聞かれるはずです(実際そうです)。これをCtoCでやるとなるともっと不明確なので中々難しいと僕は思っています。

 

次に盗難とクオリティについて。

まず、盗難からです。BtoCでも盗難は多いです。TSUTAYAですらある程度あります。僕の会社はかなり気を付けているのでそうでもないですが同業の方に聞くと0.5%~1%程度あるようです。CtoCなら当然もっと増えるはずです。

レンタルのニーズがあるジャンルと言うのは基本的には高額な商品だと思います。ということは盗難し転売すれば儲かるわけなので絶対盗難が増えるはずです。

 

次にクオリティについてです。

レンタルの場合、ある程度敷居は低くなるのかも知れませんが借りる側も商品の状態は気になるはずです。

結婚式で着るドレスを借りる場合、そのドレスがクリーニング後なのか否かは非常に気になります。ただ、それ以上に返却時のクオリティが気になります。ドレスを借りたらクリーニングするべきなのか?シミが付いてしまったらどうするのか?カメラを借りた場合でも故障していただ場合、どちらが責任を持つのか?

メルカリやヤフオクの場合一方通行ですが接触回数が倍になるのでトラブルは絶対増えます。

 

最後に送料についてです。これは一番大きいと思っています。先の2つはかなり手ごわいですがどうにかなりますが、送料が倍かかるという事実はどう頑張っても無理です。

高価な商材であれば送料の負担も小さいので大丈夫です。

 

例えば結婚式でドレスを借りたい人がいたとします。

2万くらいする高級ドレスはいくらなら借りようと思うでしょうか?

いくつかのレンタル業者を見てみましたが、往復送料無料で4,000円くらいが妥当なようです(もちろん上下しますが)。

往復の送料を平均で1,500円だとすると2,500円の利益。これを10回貸せば利益になるのでそれ以降は利益になります。法人としては事業として成立する気がします。

これが個人だった場合はどうなるでしょうか?

借主と貸主双方にメリットがなければ事業として成り立ちません。

往復の送料を貸主が全て負担するとなると一度貸して2,500円の利益。プラットフォームの利益を10%だとすると2,250円儲かります。

これなら貸しても良い人はいそうですよね。

 

でも1万以下の商品をレンタルするとなると送料の負担が大きすぎて貸主は儲からないと思います。それでも遊休資産の活用という意味で「500円でも儲かれば良いや」という発想の人が出てくるかも知れないので、そうなればあり得ると思います。でも順番的にはBtoCが一般的になってからだと思います。

 

これらが問題点となり、CtoCレンタルは(現時点では)成功しないと思っているのですがいくつか例外があると思っています。

ますは法人間でのレンタル。

Aという法人はSONYの高級一眼レフを持っている。でもBは持っていない。それを貸し借りするというのはあると思います。

ある程度の法人であれば盗難のリスクはないですし保険でも対応できます。また、単価も高いものが多いはずなので送料もそこまで気にならない可能性が高いです。ただ、法人の場合いちいちそのためのオペレーションを作って小銭を稼ぐのかと言えばそうでもない気もするので実現性は低そうです。

 

次にクラシファイド

これの場合、まず何よりも送料が往復無料になります。なのでユーザー同士のメリットが非常に大きいです。クオリティに関しても借りる時点、返す時点で確認できるので安心できる気がします。

盗難に関しては下がる気はするもののゼロにはならないかも知れませんがそこまで気にしなくて問いと思うので、これくらいのリスクならやっても良いと思います。カーシェアに似てますよね。

なのでクラシファイドなら成功する、というよりもユーザーメリットがとってもあると思います。

 

タイトルに書きましたがジモティー、アッテ、マチマチの様なところがやれば面白いと思います。

長々書きましたが現時点ではそう考えています。

 

 

 

ではでは。