田舎で働く社長のブログ---都会に移転しました---

会社を2015年に作りました。会社や個人をPRするというよりはアウトプットの場にしたいです。

前田裕二さんの『人生の勝算』の感想。短くまとめるの難しかったのですが絶対読むべき本です。

 ここ最近面白い本の発売が相次ぎ過ぎている気がします・・・

多動力、生涯投資家、Airbnb Story、リクルートのすごい構創力、全部面白かったけど『人生の勝算』はその中でも1番面白かったです。

 

本を読むスピードは割と速いので、『人生の勝算』くらいの厚さの本であれば2時間くらいしっかり読めば読み終わると思っていたので往復30分の電車の中×4日くらいで読み終わるだろうと思っていましたが、今日の出社時に面白さに惹かれ昼休みをちょっと長めにとって1日で読み終えてしまいました。

 

人生の勝算 (NewsPicks)

人生の勝算 (NewsPicks)

 

 

SHOWROOMや前田裕二さんのことはもちろん知っていました。経歴やバックグラウンドも知っていたのでとにかくすごい人、という印象はありましたが"起業家"という面では正直なところリスペクトはしていませんでした。

 

ですが読み進めていくうちに、これは中々すごい人だなと。この本早くメンバーや友人に勧めたいなと思い、1日で読み終えることにしました。

 

まず初めに、この本は構成が非常にきれいです。これは前田さんというよりも編集を担当された箕輪さんの力なのかもで知れません。

 

↑この方、ホリエモンの多動力も担当してた方だそうです。

 

本のスタートは前田さんの小学生の頃の体験です。

読めばわかるのですがストーリーとしても綺麗ですし何よりもこの本は一貫してSHOWROOMの宣伝をしています。起業家が書いた本は起業家に目が行く本が多いのでサービスや会社の紹介をしている本は意外と少ないです。

ただこの本は違ったので非常に上手だなーと感じました。

 

もちろん内容も非常に面白く、わかりやすいです。エモロジでした。(友人に伝えたんですがどうやらエモロジってのは楽天だけで使われていた言葉だったようです。要するに感情的だけど論理的と言いたかったですw)

 

小学生のときに中々すごい経験をしています。

8歳で女でひとつで育ててくれたお母さんを亡くしてしまった前田さんは親戚の方からもらったギターでストリートライブをやりお金を稼いだそうです。

その際の考え方が非常に面白く、僕好みでした。

自分が歌いたいオリジナルソングを歌っていたときはほとんど聞いてくれる人もいなく、当然お金ももらえなかったそうです。

ここで、まずは聞いてもらうためには『誰もが知っている歌を歌おう』ということで19やゆずの歌を歌ったところ聞いてくれる人も増え、お金も少しずつもらえるようになったそうなのですが1ヶ月で500円程度。

そこで前田さんは今まで歌っていた地元の葛飾は『お金を恵んでやろうという人がすくないのでは?』という仮説から白金まで移動してストリートライブをしたそうです。

この時点で小学生とは思えないバイタリティです。

しかし白金ではお金持ちの女性が多かったようで、19やゆずの歌ではあまり足を止めてくれなかったため松田聖子テレサ・テン等の歌を歌ったところ反応が良くなったとのこと。

また、ある日"白いパラソル"は歌えないのか?と女性に聞かれたため『来週までに練習しておくのでまた同じ時間に来て欲しい』と約束したところその女性が同じ時間にきてくれ、なんと1万円を入れてくれたそうです。これがSHOWROOMのコミュニティやビジョンに通じていると書かれています。どこまで本当に最初から考えていたかはわかりませんがとにかくすごいですよね。

 

僕の同期で一番すごかった友人は大学生のときにブラジルに旅行をしたところ金が尽きたので墨汁でブラジル人の名前を漢字で適当に書いて売っていたらしいです。リピーターもどんどんきてそれはそれは儲かったそうです。また、それを就活で話すとほぼ通ったと。そりゃそうですよね(笑)

彼と似たような経験を小学生のときにしている前田さんはやっぱりちょっとレベルが違うのかもと思ってしまいました。

 

次に、スナックの話が出てきます。

簡単に言うと『なぜスナックは潰れないのか?』という内容。これだけで1冊書けそうなくらい面白いですが是非読んで欲しいので詳細は書きませんが、簡単にまとめると。

 

・スナックは固定費が安いから潰れにくい

・スナックは客とのコミュニティが形成されている

コミュニティ形成のための5つの要素がAKBにもあり、SHOWROOMにもある。

 

ここは詳しく読んだ方が良いと思います。自分のビジネスに活かせるかはわかりませんがすごく正しいことを言っていると思うので。

 

次に最初に勤めたUBS証券での話です。憧れの先輩として宇田川さん、藤井さんという2人が出てきます。

そこで社会人としての人格形成がなされたそうです。

簡単に言うと、

 

・人から好かれる人になるべきでそのためには人を好きになることが大切

・スキルよりも人から好かれることの方が成果に直結するかも

 

という内容です。一見イケメンでインテリの前田さんはおそらく周囲からは距離を取られてしまうのではないかなーと思ったのでいじわるですがDeNAのちょっと偉い友人に聞いてみました。

 

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良い人らしい・・・。イケメンで仕事できて良い人だったのか・・・

 

なぜこうなったかというと前述のUBS証券の上司の方の影響もありそうですがお兄さんからの影響も強そうでした。

前田さん曰く、お兄さんは誰よりもしっかりとした価値観を持っていて、それは家族を大切にするということだそうです。もちろん仕事もしっかりやられているそうなのですがそれは家族のためと決めていると。

昔はよく働いたわー系のクソ上司はそういう"家族優先"とかの価値観を認めなかったりするのですが前田さんはそうじゃないのでそういう部下も認めるんだと思います。なので組織として良い組織になりそう。

僕の大好きなVCの人がこう言っていました。

『多様性を認めないと会社組織が崩れてしまう。例えば25歳くらいの社長は30歳の社員が「子供が熱を出したので帰る」ということを理解してあげないといけない。30代の社長も40代の社員が「親の介護で・・・」と言ってくることを理解しなければならない。女性社員の生理休暇なんかも同じかも』(もっとやらかい口調でしたが)

 

これ結構素晴らしいなーと思っています。僕含め、社長やる人なんて若いときは結構ガッツリ働いてるんですよね。でもそれを押し付けてしまうと組織としては狂ってしまう気がします。 

 

また、前田さんももちろんですが南場さんも本当にすごいなーと感心してしまいます。一度DeNAの最終面接を受けて、断ってUBS証券に行った前田さんに対し何度かメールを送っていたとのこと。

「いつかDeNAこないかな・・・」という気持ちがあったのだと思います。でも実際それって中々できることではないですよね。

ちょっと優秀くらいではそこまでやらないと思うので前田さんがそれだけのインパクトを残したのだと思いますが、それでも新卒相手にそこまでやる南場さんはすごいと思います。

先般のキュレーション問題でも南場さんは守安さんをかばうだけでなく事業責任者の人たちのことも一切批判しませんでした。

どっかの政治家なら全力で人のせいにしたでしょう。僕なら「うるせーよ既存メディアだってパクってんじゃねーか。テレビも新聞も雑誌も」とビーフ開始していたはずです(フリースタイルダンジョンにハマっているので好戦的です今)。

あのときから南場さん本当にすごいなーと思いつつDeNAも目標の会社になっています。

 

本はその後、秋元康さんとの出会いや今後のSHOWROOMや前田さんの考えについて書かれています。とにかく本当に面白い内容なので絶対に読んだ方が良いと思います。

 

最後に、前田さんってどういう人なのか知りたかったのでツイッターの本アカの方でフォローさせてもらったんですが、1つ1つのツイートにしっかりリプライしてるんですよね・・・。

ホリエモン筆頭に、自分に対しての良いツイートをリツイートするのはTwitterの常套手段ですがリプライ(引用リツイート)するってのは本当にすごいと思います。

 

 

↑こんな感じで1つ1つレスしてるんですよ。

これも当然戦略で、前述したコミュニティ形成のための5つの要素から行っている行動のはずです。

そこを是非読んで欲しいので買った方が良いと思います。僕は社員のみんなに貸しちゃいましたけど新本買ってメルカリで売れば実質537円くらいで読めますよ(笑)

 

定価1,512円(税込み) - 1,300円(メルカリ売価) = 212円

メルカリ手数料=130円、送料=195円 

212円 + 130円 + 195円 =537円

→安い!

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最近本読みすぎですしフリースタイルダンジョン見すぎですし子供の夜泣きもすごいんですがこういうときってなぜか会社の売上も好調で3か月連続で最高売上を達成いたしました!!(僕がってより他の社員が頑張ってくれてるからw)

 

 

 

では。