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田舎で働く社長のブログ---都会に移転しました---

会社を作ってみました。会社や個人をPRする気は全くなく、ただ自分の思ったことのアウトプットの場としてブログしてるっす。

遅ればせながらTwitterはじめましたhttps://twitter.com/moto_inaka

ラクサスがCtoC間のレンタルを開始。CtoCは無理だろう・・・と思ったけどこれはCtoCではなくてCtoBtoCなので成功するのかも。

高級ブランドバッグレンタルのラクサスさんがCtoCレンタルを開始したそうです。

 

www.nikkei.com

 

僕は使っていませんがラクサスさんのサービスは以前から注目していて、ブログにも書かせて頂いていました。

just4youcom.hatenablog.com

 

やはり成功しているようで嬉しいです。

 

 

ただ、CtoCのレンタルを始めたと聞いたときに『これは失敗しそう・・・』と思いました。

CtoC間のレンタルは絶対に流行るといろいろな人が言っているのですが、僕はそうは思っていません。レンタルは通常の商売に比べてトラブルが起きやすいからです。

 

オークションやフリマアプリ等で行われるCtoC取引では、"偽物が送られる"または"購入者が代金を払わない"といったトラブルが発生しましたが、エスクロー決済が導入されてからはそういったトラブルも減ってきました。

f:id:just4youcom:20170116160148p:plain

エスクロー決済に関してはこちらのブログの説明がすごくわかりやすかったです。

買主が中立的な第三者(エスクローサービス提供会社)に代金を預けて、商品の引渡しを確認できた時点で、エスクローサービス提供会社が売主に代金を支払うこととする仕組み

エスクローサービスに関して知っておくべき法的問題 | べんごしNOTE

 

 

レンタルの場合のトラブルは大きく考えてこんな感じです。

 

①商品が偽物だった。(貸主側)

②商品が返却されない。(借主側)

③本物を貸したのに偽物を返却された(借主側)

 

お金を払うのは借主なので、商品が偽物だった場合には払わなければ良いだけなので①に関してはエスクロー決済で解決できそうです。

ですが、②と③に関してはお金を払う側が行う犯罪行為なのでエスクローでは解決されません。

 

②や③の犯罪行為はレンタル業界では意外なほど当たり前に行われてしまっている犯罪行為です。

f:id:just4youcom:20170116161714p:plain

 

返却をしない、というのは詐欺罪と同じでどうしても犯罪と認定するのが難しいです。

そのためこういう犯罪が横行しています。まー店舗側と警察側の本気度で逮捕できるんですけどね。

 

これはBtoCでも起きるトラブルなのでCtoCになれば間違いなくこれが大規模に起きるはずです。商品の傷なんかに付いても同様です。

おそらく借主から10万円規模のデポジットを最初から預かっておけば大丈夫なのかもしれませんが中々普通の日本人には抵抗がある金額だと思います。

※ラクサスはサブスクリプションモデルなのでとりっぱぐれは少ないはずですが。

 

 

そのような理由から僕はレンタルのCtoCは失敗すると思っています。

 

 

ですが!!!

さすがラクサスさん。単純なCtoCではなく、CtoBtoCという方法を取っているようです。

消費者が使用しないバッグを引き取り、別の人に貸し出す。貸出日数に応じてバッグの保有者に現金化できるポイントを付与する。ラクサスがバッグを一度預かり、修理する。取扱点数の増加に向けてベンチャーキャピタルなどから14億円を調達し、ロボットなどを活用した倉庫の自動化に取り組む。

少し不動産に近いイメージでした。

貸主ではなく、バッグのオーナーという感じですね。そして仲介業者としてラクサスが管理するイメージです。

これであればトラブルはある程度防げます。僕の前回のラクサスさんに対するブログで書かせてもらったのですがたぶんこのビジネスは初期投資がものすごくかかります。

ブランドバッグは仕入値も高いので良いバッグをたくさん集めようとするとそれだけで10億円くらいふっとびます。(10万のバッグを1万人分集めたら10億円)

 

なので、仕入資金を一般の方から集めてその分を配当として返却しようという発想なのだと思います。すごく悪い例えですが安愚楽牧場ですね(ラクサスさんは断じて詐欺じゃないっすよ)。

 

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例えば10万円のバッグを10個集め、それを1か月1万円で貸すとします。配当としてラクサスがバッグの貸主に3,000円払うとします。ラクサスは7,000円儲かります(送料とかそういうの無視してますしラクサスは税別6800円です。)

バッグの貸主としては普段使わないバッグを送っただけで年間36,000円儲かるのであれば結構嬉しいですよね。金額の割合はすごく適当ですが。

 

でもこの方法だと貸主(出資者)にもメリットは当然ありますがそれ以上にラクサス側にメリットがあります。

10万円のバッグを10,000個集めるには10億円必要になりますが、この方法であれば基本的に無料で集めることができます。貸出しが行われなかった場合には配当がなさそうです(まだ情報が少ないのでわかりませんが)。

 

この方法なら運営主であるラクサスは金銭的リスクは少ないですよね。しかも顧客間トラブルはおそらくラクサスが面倒みてくれるのでその辺の心配がないとなれば非常に嬉しいシステムだと思います。

 

 

すごく面白い試みだと思うので今後の展開が楽しみです。

 

 

ではでは。