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田舎で働く社長のブログ---都会に移転しました---

会社を作ってみました。会社や個人をPRする気は全くなく、ただ自分の思ったことのアウトプットの場としてブログしてるっす。

セミナー屋、情報商材屋がなぜここまで繁栄しているのかをしっかり考えてみた結果すごく雑な結論に陥ってしまったという話

セミナー&情報商材屋のドンである与沢翼が海外に消えてしまったにも関わらず、まだまだ国内には同業の方たちがご活躍されているようです。

 

facebookでなぜかIT社長養成学校ドットコム | ネット集客ができるWEB起業家を育成するビジネススクールという会社の広告が出てきたので見てみたらなんか残念な気持ちになりました。

頑張っている人を馬鹿にすることは絶対にしたくないですが、こういう人たちには中々賛同できかねます。

 

こういう人たちの表現方法にはテンプレ(というかマニュアルなのか?)があります。

マルチ的な仕組みもあるので表現が難しいですが、ここでは売る側を"親"と書き、買う側を"子"と書かせて頂きました。

 

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こういう詐欺系セミナー屋の変わらない特徴として『○○では儲かっておらずセミナーをすることで儲けている』という点が挙げられます。

○○に入るものはFXだったりセドリだったり競馬の必勝法だったり様々ですが、そこは重要ではないです。

まともなセミナー屋さんもたくさんいます(当たり前ですが。)。ですが、そういった方々と僕がdisりたいセミナー屋の違う点は『○○では儲かっておらずセミナーをすることで儲けている』という点になります。

○○の部分が特許や専門技術であれば誰も文句は言わないものだと思います。FXやせどりのセミナーだって、しっかりと内容があれば全く問題はないです。ですがそこで謳われている親側の実績が嘘であった場合、やはりこれは詐欺に当たると思います。

 

親側の人たちも最近ではその辺りを理解してきているのか表現をぼやかしてきているようです。例えば親側の人たちは"月商"という言葉を使いたがります。

 

月商、とは1ヶ月の商取引の総額です。

例えばせどりをしている人の場合、このような流れで取引が行われます。

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Amazonで5万円で仕入れたルンバをメルカリで6万円で売ります。

1か月間にこれだけだった場合、月商は6万円になります。メルカリには10%の手数料が取られるので利益は4,000円になります。

 

先ほどのWEB起業家育成スクールっぽいサイトでせどりコンサルタントと名乗っている方の紹介分はこの様になっていました。

正しいせどりの始め方や仕入れ方など学ぶ!せどりビジネス起業学科 有吉健二 ken

重要と供給を見極め、安く仕入れた商品をインターネット上でせどりし、価格差を利用して収益を出す「せどりビジネス」で多数の実績を持つコンサルタント。独学でせどりビジネスをはじめ、開始からわずか1ヵ月で月商230万円の実績を作る。

 

利幅はわかりませんがせどりで月商230万ってまじでこれっぽっちもすごくないです。僕が仲の良い転売ヤーさんはたぶん月に5000万くらい売って100万くらい儲けています。これは十分すごいですけどここから逆算しちゃうと230万のしょぼさが際立ちます。

仮に利益が230万なのだとしたら月商ではなく月収、もしくは利益と書くべきですがその違いをわからないほど無知ではないだろうと思うので本当に月商なんだと思います。

 

でも、ある意味これは全く嘘はついていないです。堂々とたいしたことない実績を誇っているだけです。

 

次にややこしいのがアフィリエイトの実績です。

アフィリエイトというのは個人が何かを紹介した代わりに手数料をもらう仕組みです。

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例えば、ブログでAmazonで販売しているルンバを紹介して、そのブログ経由で1個商品が売れた場合に手数料が入ります。サイトや条件によって違いますがAmazonだと5%くらいです。1%のものもありますし、保険やローンだと10%以上もたくさんあります。

この場合、月商というのはどれを表すのか少し難しくなります。

正しい回答としては5万円の手数料が売上にあたり、月商になります。ですが、業者によっては売れた金額(この場合だと5万円)を月商と表現していることもあるようです。

先ほどのサイトに出ていたアフィリエイトの講師の方はアフィリエイトで年商4000万と書かれていました。これは手数料ではなく、経由流通額だと思います。

アフィリエイトの場合、ヒットすれば意外と月商(手数料という意味)で100万くらい行くことはあります。

A8ネットなんかでも個人で1000万近く稼いでいる人もいるようです(1人だけですが)。

【アフィリエイトA8.net】日本最大級の広告数・サイト数のアフィリエイトサービス

 

 

競馬の予想でもFXでも不動産投資でも良いのですが自称お金持ちの親たちは、

  1. お金を持ってるアピールをする
  2. ○○で儲けていると言う
  3. 真似したいと思っている人からお金を頂く

という流れでお金を稼いでいます。儲ける方法は"ハードワーク型"と"不労所得型"があるようですがどっちも同じです。結局彼らはそれでは儲けていないのですから。

 

ちょっと考えていろいろググればわかりそうなことですよね。さっきのビジネススクールSEOの講師がやってる会社のホームページを検索したら住所や社名がテキストではなく画像というSEO的に初歩の初歩のボロボロサイトだったんですが騙される人というのは当たり前ですがそこまでやりません。

 

確かにさっきのビジネススクールもホームページはきれいで、説明の内容もすごくわかりやすかったです。なのでなるほどー、と思う人は当然いると思います。

 

 

で、すごーく長々となってしまったのですが僕が考えたかったのは"なぜここまで繁栄しているのか"です。

実際怪しい話は耳にしているだろうけどなぜなのだろうかと。

 

 

いろいろ考えました。上昇志向を煽っているのかな?とか格差社会の弊害なのかな?とか。

でも、結局のところオレオレ詐欺もまだ増えてるわけじゃないですか。架空請求も増えてるわけじゃないですか。

 

 

なので、元も子もない感じになってしまいますが加害者側が儲かっていていて、訴訟等のリスクとトレードオフで考えてみた結果"やった方が良い"ということになっているだけなんだと思います。

 

こういうセミナー系のビジネスで親をやっている側の人は本当に頑張っていると思います。さっきのサイトも結構言ってることは合ってたし。くすぶってる上昇志向のある人たちに火をつけるならそれはそれで価値のあることをやっているのかも知れません。

 

タンス貯金を貯め込んでいる老人からオレオレ詐欺で金を奪って豪遊しまくることで『社会に還元しているんだから意味あるはずだ』と言っている人たちと本質的には変わらないと思っています。

 

というわけでしっかり考えた結果『騙される人がたくさんいるから騙す人が繁栄し続ける』という結論になりました。与沢翼とかは訴訟の量が多くなりすぎてこれ以上やるよりは逃げた方が得だと考えたんでしょうね。

 

 

 とりあえずこういうセミナーに行って儲けたいと考える人がいたらウシジマくんの30巻を読むようオススメしたいです。

 

 

 

では。