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田舎で働く社長のブログ---都会に移転しました---

会社を作ってみました。会社や個人をPRする気は全くなく、ただ自分の思ったことのアウトプットの場としてブログしてるっす。

ホリエモンが考える日本サッカーを救う方法が面白い。なぜ君たちは一流のサッカー人からビジネスを学ばないの?の感想。

 こんな本を読みました。

 

なぜ君たちは一流のサッカー人からビジネスを学ばないの?

なぜ君たちは一流のサッカー人からビジネスを学ばないの?

 

 

僕はいわゆるビジネス本を読むのが好きですが、この本はビジネス本として読もうとしたわけではなく趣味のジャンルの本として買いました。 ホリエモンも好きでしたが、ホリエモンだから買った、というよりは遠藤、宮本がいたから買った本でした。

 

すごく勉強になりました。本を読むときのスタンスとして、面白いなーと思ったページを折り(いわゆるドッグイヤー)、後で読み返すんですがこの本は30箇所くらいありました。

 

この本は、宇佐美貴史川島永嗣遠藤保仁宮本恒靖森保一、という一流サッカー選手の考え方を学び、それをビジネスに活かそうというコンセプトで作られています。

ですが、そういう視点よりも現在Jリーグのアドバイザーでもあるホリエモンがどのように日本サッカー界を救おうとしているのかが非常に面白いです。

 

遠藤選手、宮本選手とは、ざっくり言うとJリーグをもっとよくする方法を話しています。

 

プロ(特に一流プロ)の方たちは日本サッカーをよくする方法としてはこのように考えているようです。これはこれで正しいと思います。

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確かにその通りで、普通、選手としてはそう考えますよね。日本代表がW杯優勝すれば当然動員数が増えるでしょうし、Jリーグも潤うしスポンサーも増えて、結果としてさらに日本サッカーが強くなるはず。これに成功したのがなでしこジャパンですよね。

 

ただ、ホリエモン的にはそう考えるのではなく、如何に最初にJリーグを儲けられる場にするかを考えているようでした。儲けられる場にする、とホリエモンが言うとまた少し批判されそうですがその後のことも非常にしっかり考えていました。

 

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左と真ん中はほぼ同じ軸ですが、まだまだ利益を出そうという気持ちが少ないと言いたいのだと思います。本の中にも出てきますが、コンサドーレ札幌はヴェトナムのスター選手であるレ・コンビンを獲得します。その結果放映権をベトナムに売ることができました。その際の売上はそこまで大きくはなかったと記憶していますが、こういう手法をもっと使っても良いと僕も思います。

確かに東南アジアの選手を獲得することはチームを強くすることには直結しません。同じ金額を払うのであればブラジルの3部リーグの若い選手を獲得した方が絶対強くなります。ですが、アジアでJリーグが人気になり訪日客がサッカーを観てくれたりグッズを買ってくれたらそのチームも潤うわけで、結果としてそのチームを強くすることができます。

 

事例は他にもたくさん出てきます。

この本で初めて知ったのですが、ホリエモンは実はライブドアが大きくなる前に、カズ(三浦知良選手)のホームページの作成をしていたそうです。

フランスW杯の選手選考で落選してしまった際にカズのコメントをホームページにアップしたところサーバーがダウンしまくったそうです。

そのときの話が何度か出てくるのですがホリエモンとしては『岡田監督があそこでカズを選ばなかったのはおかしい』と思っているようです。

確かに多くの日本人がそう思ったし、今までの功績を考えても多少配慮をすべきだったのではないかと思います。ホリエモンとしては、その方が絶対にJリーグも盛り上がったと思っているようです。

一方、遠藤選手は『カズさんが落とされたことは残念だったけど小野伸二が選ばれたことがすごかった』と感じているようです。確かに、岡田監督が中田英寿中心のチームを作ったおかげで、フランスW杯以降の日本サッカーは確実に強くなりました。

(省略し過ぎて書いている部分もあるので詳しくは本をお読みください・・・)

 

ホリエモンは選手目線ではなく、マクロな視点でサッカー界を見ているのですごく面白く勉強になりました。

 

宇佐美選手とは、若い頃にどういう環境で育ったかを話しています。どうすれば特別な人材になれるのか、宇佐美選手はどう育てられたのか。

川島選手とは語学の話やメンタル面の話を、森保監督とは組織論や部下の育て方について話をしてました(この辺ホリエモンの苦手分野な気がしましたw)。

 

また、首尾一貫してホリエモンがそれぞれの選手に対してリスペクトをもって接していることがわかります。どちらかと言うと聞き役に徹していました。その辺が以外でしたが非常に読みやすく面白い本でした。

 

スポーツ界は利益を出そうという考え方が少なかったですよね。野球界で言えば小澤隆生さんや池田純さんがビジネスとして野球を考える際に、どうすれば観客動員数が増えるのかを"チームを強くする"という方法以外で考え、成功させ、結果としてチームも強くなっていきました。

 

サッカー界ではアルビレックス新潟以外はあまり聞きませんよね。なのでホリエモンの様なアドバイザーが入ることで良い方向に変わってくれたら嬉しいですね。

アルビレックスの事例についてはこのブログがすごくわかりやすいですよ。

4年で10倍! アルビレックス新潟の集客力の秘密|サッカー馬鹿なサポーターづくりコンサルタント勝村大輔のブログ

 

 

また、この本を読み確信に変わったんですがホリエモンって本当に心底三木谷さんのことが嫌いなんだと思います(笑)

 

 

では。