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イノベーションのジレンマをミランがオーバメヤンの才能を見抜けなかったという事例で強引に解説してみる。

 

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)

イノベーションのジレンマ―技術革新が巨大企業を滅ぼすとき (Harvard business school press)

 

 歴史的名著ですよね。

wikipediaによるとこういうことのようです。

大企業にとって、新興の事業や技術は、小さく魅力なく映るだけでなく、既存の事業カニバリズムによって破壊する可能性がある。また、優れた特色を持つ既存の商品を持つがゆえに、その特色を改良することのみに目を奪われ、顧客の別の需要に目が届かない。そのため、大企業は、新興市場への参入が遅れる傾向にあり、既存の商品より劣るが新たな特色を持つ商品を売り出し始めた新興企業に、大きく後れを取ってしまうのである。 

イノベーションのジレンマ - Wikipedia

 

こういうのは大企業だけに言えることではなさそうです。

zasshi.news.yahoo.co.jp

ACミランが2011年に100万ユーロ(約1億1000万円)で放出したストライカーの移籍金は現在、1億ユーロ(112億円)まで高騰し、5年間で100倍となった。

サッカー選手においても近いことが言えるのかもしれません。

 

ミランからドルトムントに移籍したオーバメヤンは元々ミランユース出身でしたがトップチームに昇格してからは出番は一度もありませんでした。ミランの次はなんとフランス2部リーグに移籍。そこで少しずつ結果を残し、フランス1部リーグのチームに移籍し、強豪のモナコサンテティエンヌと渡り歩き今はドルトムントの中心選手として活躍しています。

ミランは1億1000万の移籍金でオーバメヤンを移籍させましたが、今では112億円にまで高騰しているとのことです(ドルトムントCEOが盛り過ぎている気もしますが・・・)。

 

当時からオーバメヤンは今と変わらず足の速い選手でした。30m走ならボルトより速いと噂される選手です。

なぜミランオーバメヤンの才能を見抜けなかったのでしょうか?もちろん移籍を経て少しずつ成長していったのも事実なのですが、これはミランが大企業(ビッククラブ)であったが故の失敗だったのではないでしょうか?

 

オーバメヤンが所属していた2007-2008シーズンのミランは前年にチャンピオンズリーグを制覇しました。そのときのメンバーがこちら。

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ものすごいメンバーです。

ジダンの頭突きで有名な2006年ドイツワールドカップの優勝メンバーもたくさんいます。

 

この大企業の中で、足が速いだけのオーバメヤンは活躍できたのでしょうか?おそらく活躍はできたかもしれませんが、カカ、セードルフインザーギ程の活躍はできなかったと思います。

5年後を見据えて少しずつ育てることはできなかったのでしょうか?そこがまさにイノベーションのジレンマだと思うのですが、当時のミランはこのメンバーで何年も勝ってきたので今さら若手を入れる余裕はありませんでした。

また、オーバメヤンを入れるということはインザーギやカカ、ジラルディーノといった人気のある値段の高い選手の出場機会を奪うことになります。

 

つまり、既存事業と新規事業がカニバってしまいます。"スピード"という素晴らしい特色を持っていたオーバメヤンでしたが、総合力では既存事業インザーギに劣るため企業(ミラン)としては既存事業で売上を伸ばしました。

 

その結果イノベーションが生まれずに、ミランという企業は衰退していきます。一方、オーバメヤンの特色を活かした新興企業がミランという大企業を倒す力を付けていきます。

 

SONY任天堂が既存事業の売上に注力している間に、彼らが見向きもしなかったガンホーmixiが急成長を遂げているのと似ているのではないでしょうか?

 

まじめに書いてきましたが無理ありますかね。

 

 

ではでは。