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田舎で働く社長のブログ---都会に移転しました---

会社を作ってみました。会社や個人をPRする気は全くなく、ただ自分の思ったことのアウトプットの場としてブログしてるっす。

ライフネット出口さんの 仕事に効く-教養としての「世界史」 を読んで。

ビジネスとか企業について

一回読んで面白かった本は何回も読んでいます。

ライフネット生命会長の出口さんの『仕事に効く-教養としての「世界史」』も何回も読んでいます。

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僕は小さい頃から歴史が好きで、大学も史学部に行っていたくらいなので相当自信があるのですが出口さんは本当に詳しいです。大学の教授ももちろん詳しいのですが、専門分野以外はそこまで詳しくないのですがこの方は本当に詳しいです。

 

本の冒頭で、出口さんがワルシャワに行ったときの話が出てきます。

突然挨拶を頼まれた際に、

『人魚が作った街に来られて嬉しい』と言う内容を話したところ、ワルシャワの人たちが大喜びだったそうです。

 

逆の立場なら絶対嬉しいですよね。外人さんと話して、ここが徳川家康がつくった江戸ですかーみたいなことを言われたら感動しますよね。

 

僕が尊敬している予備校の世界史の先生も似たようなことをおっしゃっていました。

この先生が初めてギリシャを訪れた際に、言葉も通じない中、たまたま出会った人に『テミストクレスの墓に行きたい』と話したところ、大騒ぎになっていろんな人にバトンタッチしていきすぐにテミストクレスの墓に着いてそのままご馳走になったそうです。

 

本の中で、出口さんは『世界史と日本史を区別しては本当の歴史は理解できない』とおっしゃっています。

本の中でも少し触れられていつのですが、"徳川幕府は貨幣政策を誤ったため潰れた"と言われています。

意外と知らない方が多いのですが、当時の日本は金と銀の交換レートが欧米とは全然違っていました。

wikiにもなっているのですごいざっくり説明します(細かいところは幕末の通貨問題 - Wikipediaをg参照下さい!)と、欧米では銀貨15枚で金貨1枚と交換できていたのですが、当時の日本は銀貨5枚で金貨1枚と交換できました。(本当はもうちょい複雑です)

 

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なので、銀貨5枚持って来日し、金貨に換えて母国に戻って銀貨にするとなんと3倍になりました。

そのため、いろんな外国人が日本で換金していくのですが、その影響を受けたのは当然政府である江戸幕府で、これが討幕の後押しになったと言われています。

僕は世界史も好きなので、なぜこのようになったかがすごく簡単にわかります。16世紀は日本では戦国時代ですが世界史的に見ればアメリカ大陸が"発見"された頃です。ポルトガル人やスペイン人が侵略していくわけですが、そこでメキシコとボリビアにすごい銀山が発見されます。

今まで貴重だった銀の価値が一気に下がります。その頃日本は何をしてたか?

なんと鎖国をしていました。そのためあまりそういった情報が入ってこなかったのだと思います。

 

日本史だけを学んでも理解が半減してしまうという出口さんのご意見は素晴らしいと思います。

 

 

歴史というのは教養です。偉い人、実力のある人は教養があります。歴史に詳しい人も多いです。

以前日本の誰でも知ってる社長さんと会食をさせて頂いた際に、その方が『それは洞ヶ峠だなー』とおっしゃり誰も意味がわからない中、一番若い僕だけが意味を理解していました。それ以降すごくかわいがってもらえるようになりました。

 

歴史って本当に良いものですよ。

 

ではでは。