田舎で働く社長のブログ---都会に移転しました---

会社を2015年に作りました。会社や個人をPRするというよりはアウトプットの場にしたいです。

幕末の思想の変遷を通じてこだわりというものに意味がないということを学ぶ

ウイルス性胃腸炎とやらになりました。39℃の熱が出て、下痢が全く止まらずで生涯でも中々しんどい1日を送りましたが、暇だったので竜馬がゆくを再度読み直しました。

 

竜馬がゆく (新装版) 文庫 全8巻 完結セット (文春文庫)

竜馬がゆく (新装版) 文庫 全8巻 完結セット (文春文庫)

 

 かれこれ10回くらい読んでいると思うのですが、その度に感想が変わります。

ただ単純に寺田屋騒動や、来島又兵衛のかっこよさに魅力を感じたこともあれば、薩摩の調略のうまさに感心したこともありました。

 

今、僕は会社を立ち上げて1年が経ち、少しだけ大きい規模になりました。その状態で読んだところまた違った感想を得ることができました。

社長業をやっていると決断を迫られることがあります。というか実際それがメイン業務です。今まで、"こうだ!"と言っていたものがなんとなくうまくいかなくなってしまい変えるべきか迷うことがありますが、"変える"というのは、"変えない"というよりも難しいものです。今までの自分を否定するわけですからね・・・。

 

幕末というのは思想がものすごいスピードで、ものすごく大きく変遷します。

ひとまとめに括ることはナンセンスなのかも知れませんが倒幕の中心になる志士たちはその中心人物も思想も変わってきます。

その詳細を書くとたぶん5000文字くらいになると思うのでここでは省きますが(いつかしっかり書きたい!!)、簡単にまとめると、当初開国に反対していた維新志士たちが外国の力を借りて倒幕することになった、こういうことです。簡単すぎですけどね。

開国なんてすべきじゃないし幕府なんて倒せるもんじゃないと思っていたはずです。ですが例えば桜田門外の変で、大老井伊直弼が殺され、幕府は倒せるのかも?という考えが生まれ、下関戦争で、外国ってやっぱりすごいな、と思ったはずです。

そこで考え方を変えた人もいれば、例えば真木和泉土方歳三のようにうすうす気が付いても自分の美意識を貫くために思想を変えなかった人もいます。

もちろん明治維新というのは、後者の犠牲の上で成り立ったというのは間違いのない事実なのですが、きっと社長という指導者はそうであってはいけないと思います。西郷隆盛のように社員に押し立てられる形で誤っているはずの道を選ばざるを得ないケースは非常に難しいですが、とにかく指導者というのは変えるべきだと思えば躊躇なく変えなければいけないことがあるのだと思いました。

 

実際、前職でそれを後悔したことがありました。前職のベンチャーは売上の上々で注目もされていましたが途中から社長が変な人から洗脳され、怪しい言動が多くなました。後から知ったことですが相当な粉飾もしていました。

辞めるべきかも・・・と悩みましたが、給料も良かったし待遇も良かったのでなんとなくそのまま居座ってしまいました。その後、倒産することになり、本当に苦労しました。良い経験だったと思うしかないので思っていますが、家族にも心配をかけたので別に経験するべきことではなかったと思います。

 

"変える"ということは"変えない"ということより難しいです。竜馬がゆくの竜馬は、もともと世界に興味は持っていたものの、勝海舟を殺しに行ったところ、勝海舟に世界情勢を説かれ考え方を変えたことになっています。

 

もっている考えにこだわるというのも大事ですが、変化をすんなり受け入れるということも非常に重要だと思いました。

 

まだまだ熱が下がらないので明日も下がらなかったら龍馬伝みてみようかな。

 

ではでは。