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田舎で働く社長のブログ---都会に移転しました---

会社を作ってみました。会社や個人をPRする気は全くなく、ただ自分の思ったことのアウトプットの場としてブログしてるっす。

ハイアールという会社のすごさについて。ハンマー事件よりも僕は資金繰りにあると思っています。

ビジネスとか企業について

www.nikkei.com

 

日本では意外と知られていないハイアール。

GEの家電事業を買収したとのことでニュースになりました。

 

三洋の買収の際に日本でも少し話題になりましたが一般的に知名度はまだまだの様子。3年前ハイアールの本社に行ったことがあるのですがチンタオという町それ自体がハイアールと言っても過言ではないくらい大きい会社、工場を持っています。

もちろんチンタオ以外にも工場はたくさんありますが。

ハイアールの客、というだけで空港からはやたらしっかりしたバスで連れていってもらうことができました。

 

ハイアールを語る上で必ず出てくるのがハンマー事件。

社員一人一人が経営者---ハイアールCEO・張瑞敏が行き着いた「人事改革」とは 文/モーニング編集部 | 弘兼憲史のアジア立志伝 | 現代ビジネス [講談社]

 

簡単に言うと、工場の作業員のモチベーションを変えるために、社長の張瑞敏が出来上がったばかりの品質の悪い冷蔵庫をハンマーで叩き壊した事件です。

こういうもの(安かろう悪かろう)を作っているうちは絶対に市場でシェアは取れない、そういう決意を社員に示した事件です。

中国というより日本っぽいんですがこれを中国でやったからすごいんですよね。でも10年前くらいのハイアールはなんだかんだ言っても日本の家電に比べれば故障率はかなり多かったです。

ですが三洋を買収して以降、故障率も大幅に減り、今では日本のメーカーとあまり変わらない水準に来ていると思います。

 

こういう話も十分すごいのですが僕がもっとすごいと思ったのはハイアールの資金繰りについて。

 

ハイアールの商売をすごく単純に説明すると

 

①部品等を他の会社から買う

②工場で作る

③量販店や系列店に売る

 

こうなります。

基本的に、ハイアールは①は掛けで買います。買掛ですね。スパンは様々です。

③に関しては前金でもらっています。

 

2ヵ月後払いで部材を買い、半月で生産し、半月で売る。

すると1ヶ月は資金に余裕ができます。こういうやり方ができるというのは良い商品を作っているから、そして営業体制をしっかり作っているからです。

 

先日UKCホールディングスと合併することになった加賀電子も同様のファイナンス体制で会社を大きくしました(今はたぶん変わってますが)。

 

会社を作ってまだ1年ちょいですが、資金繰りというのは常に頭を悩ませる問題です。ハイアールの様な資金繰りができればそういう悩みもなくなり攻め続けることができますよね。

 

日本のハイアールのシェアはまだまだですがそもそもGEの家電事業を買収する前から白物家電(冷蔵庫、洗濯機等)の世界シェアはトップのメーカーです。

三洋、GEを買収し中国家電のイメージを脱却させて今後はますます大きくなりそうです。

 

ではでは。