田舎で働く社長のブログ---都会に移転しました---

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ピース又吉さんの"火花"読みました。僕は面白かった。Amazonレビューが相変わらずひどいけど僕としては映画も見たいなーと思う。

 

火花

火花

 

 読了。

僕は歴史小説経済小説が好きなのでいわゆる普通の小説(純文学っていうのかな)はあんまり読みません。でもミーハーなので賞を受賞したり映画化されると読みます。

 

そのミーハーな僕なので当然これも読みました。遅いですが。

僕は他の芥川賞受賞作よりも面白く感じました。

同じような話題性のある本で言うと水嶋ヒロの小説を読んだときは、ポプラ社さんの話題作りドイヒーって思ったけどこの本はちゃんと面白かったと思います。

僕はたぶんピースというお笑いコンビは特に好きではないので贔屓目はないと思っています。ちなみに好きなお笑い芸人はノンスタイルトレンディエンジェルジャングルポケットです。女子高生のお笑いレベルとおんなじだと思っています。

 

で、まぁとにかく会話調なので読みやすかったです。描写が多すぎて読みにくかったというレビューがAmazonであったけど描写って別にメインじゃないんだから気にしなきゃいいのに・・・。そんなに描写に付いて考えたかったら現代文でもやってろと思ってしまう。

 

もしかしたら純文学が大好きな人からするとこの作品は異端なのかもしれないし、歌で言うところのAKBやお笑いで言うところのラッスンゴレライなのかも知れない。純文学としては違うのかもしれないけど小説として面白かったし間違いなく映画化されてヒットすると思う。

 

おそらく又吉さん自身がこの本を書き上げるにあたって、世の読書好き、もしくは売れない小説家から批判されるのはわかっていたと思う。

この小説内にもそういう内容が多くでてくる。主人公が尊敬する破天荒な先輩神谷とネットでの評価に対してこう話す。

 

神谷「周りの評価気にしてても疲れるだけやん。極論、そこに書かれてることで、お前の作るもんって変わるの?」

主人公「一切変わりません」

神谷「せやんな。俺等、そんな起用ちゃうもんな。好きなことやって、面白かったら飯食えて、面白くなかったら淘汰される。それだけのことやろ?」

 

お笑いに関してもそうだけどたぶん小説家又吉としてもこういうことを考えたんだと思います。

 

Amazonレビューにはお笑いの会話が全然面白くないって書いてあったけど、この人キングオブコントM-1も本戦で好成績残してるんだから会話なんて面白いに決まってんのに。

 

最後のオチという神谷さんの変化はちょっとイマイチだと思っているけどしっかりと感動するシーンとかもあるから面白い小説だったと思いました。

映画化するなら売れてない破天荒な芸人さんや役者さんを使ってほしいなーと思いました。