田舎で働く社長のブログ---都会に移転しました---

会社を2015年に作りました。会社や個人をPRするというよりはアウトプットの場にしたいです。

モノのサブスクが上手くいかないのはユーザーがモノを見て金を払ってることを思い出すから?ではなく本質を考えたい。

こんなツイートを見かけた。

 

AmazonPrimeやジムの会費だと「課金していることを忘れる」人が大勢いるためサブスクは成り立ちやすいけどモノのサブスクの場合はそうは行かない。これは確かにそうで、合っていると思う。
ただ、本質的ではないと思う。商売と言う意味では課金されていることを忘れさせてしまうのがベストかも知れない。でもそれって要するに「どうやったら騙せるか」を考えると言う意味で、「どうやったら価値を提供できるか」を考えていない。モノのサブスクが上手くいきづらいのは「ユーザーに価値を感じてもらいながら自社にも利益をもたらすことが難しい」からだと思う。

動画やジムの会費はサブスクであれば、ユーザーの満足するサービスを提供し続ければ解約されないでいられるのでどんどんサービスに投資することが出来る。一方、ECで行うモノのサブスクの場合、必ず送料がかかる。やずやの定期便やスナックミーのようなサービスの場合は片道の送料がかかる。やずやの場合、非常に小さいので送料は商品代金の5%程度だからユーザーも事業主もそこまで痛くないかも知れないがスナックミーはネコポスを使っているようなので月額料金(1,980円)に対して送料だけでも10%以上かかっているはずなので結構痛い。

もっと痛いのはレンタル系の非所有型のサブスクサービスだ。こういったサービスの場合、ユーザーが商品を交換・返品する際には2回分の送料がかかる。モノのサブスクの中で一番成功していそうなブランドバッグレンタルのラクサスの場合、商品を交換してもらうには送料が2回分かかってしまう。月額6,800円で借りてもらったとしてもユーザーさんにバッグを送るのに1,000円、交換する際には、送り返してもらってから再度送るので2,000円程度かかってしまう。ラクサスは約1,5ヶ月で1回交換されると記事で読んだことがあるのでざっくり[6,800円×1.5ヶ月]の売上に対して3回分の送料が発生する。ラクサスがユーザーを集め続けられているのは、これらの送料や手数料を加味してもエコノミクスが成り立つと判断価格設定(月額6,800円)でもユーザーが借りたいと思えているからだろう。

一方で、CLASのような家具のサブスクレンタルサービスの場合、片道の送料で5,000円~10,000円くらいしてしまうだろう。それを初期コストが安いと言う理由で利用してしまうと結局トータルコストはやたら高くなってしまう。もしくは返品時の送料をユーザーに負担させる必要が出る。そうしないようにするために「返品をしにくくする仕組みを作る」必要が出てきてしまい、それがラクサスとは逆でユーザーからの不満につながるはずだ。

なので長くなってしまったが、結局のところモノのサブスクと言うのは送料をユーザーか事業主側が負担する必要があるので値段が上がってしまい顧客満足に繋がりにくいので流行らないと思う。

幸楽苑は本当に従業員に優しい会社になったのか。バズったニュースももう少し深く読み解こう

晦日、こんなプレスがバズっていました。

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ラーメンチェーンの幸楽苑が、元日を休むことにしたとのことです。飲食店でも年末年始に休むと言うのは中々勇気がいることです。働く側の人の気持ちをしっかり考えた素晴らしい決断だったと思います。

でも僕はこの素晴らしい決断に対して少し疑問を持ちます。(新井田社長の決断やこのマーケ戦略は本当に素晴らしいと思っているものの)さすがにみんな短絡的に騙されすぎていないか・・・?と思っています。

僕は常にどんなバズったニュースでも、どんだけ好きな先輩が絶賛しているニュースでも本当なのか自分の頭で考えます。

 

失った売上は2億円とのこと。では利益は、と考えると幸楽苑の財務データは以下の通り。

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どの時期の数字を引用するか難しいところですが前期の数字を取るのであれば経常利益は売上の1%程度。つまり2億の売上を失っても利益ベースで見れば失うのは200万。あの広告は単純な面だけで2000万くらいはかかっているはずです。

だからこそ相当攻めたマーケです。

このプレスで、「従業員のことを本当に大事にする良い会社や~」と言うツイートは本当に短絡的だなと。元日1日休みにしたところでアルバイトの人からしたら別に給料は増えません。正社員だって、その分他の日を休めるようにしてあげるのであれば(労働時間的には)給料は変わりません。本当に従業員のことを考えるのであれば最低時給をあげるなり、労働環境を良くしてあげる方が本質的です。

新井田新社長は本当に優秀な方なので、そういったことをするよりもこのようなプレスを出した方が世間の印象は良くなりますし従業員も「今度の社長は優しい」と思ってくれると思ったのだと思います。

 

繰り返しになりますが決して幸楽苑さんの元日休業をdisりたいわけではなく、バズってるニュースだからって簡単に鵜呑みにしちゃ本当に危ないし成長しないよ、と言いたいだけです。

 

ではでは。

 

見城徹さんのあのパワーは学生運動や日本赤軍への劣等感から来ているらしいと言うことがわかりとても興味深い。

 「読書という荒野」という本を読みました。

読書という荒野 (NewsPicks Book)

読書という荒野 (NewsPicks Book)

 

 

「たった一人の熱狂」や「憂鬱でなければ、仕事じゃない」も読みましたがやはり僕は見城徹という人が好きです。

これだけ結果を残している人ですし、アツい方なのでファンになるのに理由は必要ない気もしますが 「読書という荒野」の71ページに僕がファンになっている理由が書かれている気がしました。

 

自分は奥平剛士や安田安之に対する、消えない劣等感のなか、生きるのだと覚悟を決めた。この経験は僕にとってはこれ以上ない形で自己嫌悪と己否定をもたらすのだった。 

 

奥平剛士、安田安之というのは日本赤軍のメンバーでテルアビブ空港乱射事件という史上まれにみるテロ事件の犯人です。今の若い人たちはたった半世紀前に日本人が世界中でテロを起こしていたという事実を知らない人も多いかも知れません。

 

日本赤軍の人たちというのはテロ行為を行っていたテロリストであるというのは間違いないものの元々はピュアな動機から本気で世界を良くしようと戦っていた人たちです。とは言え行ってきたことの非道さからすれば彼らに対して「憧れ」の気持ちを持っているなどとは書きずらいはずなのにここまで堂々と描いています。

 

見城さんも書いていますが、当時の大学生、知識階級からすると左翼的な思想に憧れるのは自然な流れで見城さんよりも10歳年長にあたる僕の父親も安保闘争に参加してましたし叔父はのめり込み過ぎて逮捕されていました。

僕は父の影響もあり、当時の学生運動日本赤軍連合赤軍が起こしてきた事件に非常に興味があったのでたくさん本を読みましたが動機としては本当にピュアで、貧しい人たちのために革命をすると本気で信じている人たちでした。(もちろんそうではないっぽい人もいます)

もちろんテロ行為をした人たちなので肯定すべきではないと思うのですが、彼らのように本気で生きているのか?と見城さんは自分自身に問いかけているのだと思います。その姿勢に対して僕は憧れ、嫉妬しているのだと思います。

本題とはそれますが、塩見孝也共産主義者同盟の流れから二次ブント、よど号事件に至るまでの流れ、その後組織が弱体化して行き本質を見失ってしまい連合赤軍が起こす山岳ベース事件やあさま山荘事件日本赤軍が起こすテルアビブ空港乱射事件やダッカ日航機ハイジャック事件は絶対にしっかり勉強しておいた方が良いです。その事実に対してどういう感想を持つのかは個人の自由です。おそらく見城さんは今でも彼らに対して良い印象を持っていると思います。僕の父親や叔父もそうでした。僕は世代の違いもあるからなのか山岳ベース事件の奇妙さに嫌悪感を覚えるからなのか憧れる気持ちはありませんが、彼らがなぜこういうことをしてしまったのか。高学歴の人たちがなぜこういうことをしてしまったのかを考えない人を僕は信用したくない(見城さん風)。

 

見城さんが奥平剛士に嫉妬したように、僕は見城徹藤田晋に憧れ、嫉妬して生きて頑張っていこうと思わせてくれる本でした。

 

見城さんの本の感想を書くつもりが完全に赤軍についての紹介になってしまったのでついでに紹介させて頂くとこの2つの映画は当時の連合赤軍を知る上で絶対に見た方が良いです。ここで主に描かれている山岳ベース事件は僕は本当に嫌いで、首謀者の森・永田に関しては他の赤軍派よりも圧倒的に嫌いです(映画の影響もかなり大きいですが)。

 

 ↑見城さんもお友達の立松和平さんの小説を映画化して行く中で演者たちが当時の学生たちに思いを重ねていくという劇中劇です。山本太郎さん演じる森恒夫(作品では別の名前)が本当に怖かった・・・。

 

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 [DVD]

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 [DVD]

 

 坂井真紀さんが演じる遠山美枝子が本当にすごい演技をしてます。

 

 

見城徹さんんと繋がりたくて755始めてみました。

では。

 

 

メルカリのロードショーの評価が投資家の中で結構微妙らしい。

いよいよ来週に迫ったメルカリの上場です。

上場前には必ずロードショーというイベントがあります。

上場承認を受けた後、株式公開の前に、機関投資家に向けて行う会社説明会のこと。公開時の公募・売り出し価格の需給動向を判断する場ともなる。

野村證券 | ロードショー(証券用語解説集)

 

ここでの評価は非常に重要なはずなのですが、メルカリさんはどうやらあまりここに力を入れていないようで、友人の機関投資家たちからは少し微妙な評価になっているようです。

普通、ロードショーのプレゼンというのは社長やCFOが行うものなのですが、今回はどうやらそうではない方がプレゼンしているというお話。

 

また、現時点での機関投資家の関心は「メルペイは何をするのか?」、「海外はどうなのか?」の2つで国内のメルカリにはあまり興味がないはずなのですがプレゼンの内容は「国内でメルカリはまだ伸びる」という内容のようなので「むむむ???」という評価の様です。

どうなんでしょうね、メルペイに関しては

1:話せるレベルまで仕上がってない、

2:仕上がっているけど内緒にしたい

3:機関投資家に話しても理解できないだろ

のどれかだと思いますが海外は出ているデータとしてはうまく行ってないので話したくないというのが本音でしょうか。

 

とは言え、機関投資家もこれだけ大きい銘柄なので買うでしょうし個人投資家から好かれる銘柄だと思うので初値は思いっきり付くんでしょうかね。(僕はお金ないから買わないです)

 

 

 

フォーデイズ株式会社と言う会社の評判を調べてみた。詐欺かマルチかよくわからないけどとりあえずアウト。

久々に実家に帰ってみると通販で買ったと思われる段ボールがありました。

74歳にもなる母親が自分から通販を買うとは思えないので何気なく見てみたところこんなパンフレットがありました。

 

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フォーデイズ株式会社・・・?

え、これダメじゃね?おかーちゃんこんなのやってんの?と問いただしてみたところ、「保険の営業先の会社の社長の愛人(経理)にこれ加入しなかったら契約打ち切る」と言われたとのこと(母親は74歳なのに)。大事なので2回言います。

 

「保険の営業先の会社の社長の愛人(経理)にこれ加入しなかったら契約打ち切る」と言われたとのこと。

 

アムウェイだろうがオウムだろうが本人が本気で良いと思ったなら特別文句は言いませんよ。もちろん家族が友人がそんなの信じてたら全力で止めますけどね。

勧誘してくる人も騙そうとしてるのはクソだけど本気で信じちゃってると中々そいつが悪いとは言い切れない部分はありますよね。バカすぎだなーとは思いますけど。

 

で、フォーデイズ株式会社と言う会社の評判を調べてみたのですが年商は429億円とのこと。そらすごい。

連鎖販売取引なので違法ではないということを明記しています。

連鎖販売が違法ではないことはわかっています。あとね、ここの会社が売っている核酸とやらの効果効能も否定もしません(どうせインチキだろうけど)。

 

でもね、

 

「加入しなかったら保険の契約打ち切るよ」なんて言って言い訳ねーだろクソ野郎!!

 

そしてそもそもの話、ここ数日前まで業務取引命令でてる・・・まーーっくろ!!!!!!

law-news.idest.club

 

もう真っ黒。

 

さらにね、僕の母親が加入したの2017年12月なんです。

消費者庁の業務改善命令を読むと、

"平成29年11月25日から平成30 年5月23日までの6か月間、連鎖販売取引に係る取引の一部(新規勧誘、 申込受付及び契約締結)を停止するよう命じました。"

http://www.no-trouble.go.jp/pdf/20171124ac01.pdf

 

と、あります。でも12月に契約してるんですよ。業務停止命令中に。これはあくまで引き落としが12月からだったのでもしかしたら少し違う解釈になるのかも知れませんがとりあえずダメだろこんなの。業務改善命令の件一切母親には告げてないし。

 

フォーデイズ株式会社さん。これは絶対ダメですよ。会員が勝手にやったことかもしれませんが絶対ダメ。

 

まー僕1人の力じゃこんな大きい会社潰すの無理だと思いますが、僕の母親にこのマルチ商法に加入しなかったら保険は解約すると脅した某会社社長の経理担当兼愛人さんに罪を償ってもらうことくらいはできると思うんですよ。(ちなみにその愛人さんもこれネズミ講だよと言っていたらしい)

 

とりあえず明日、母親の上司である〇〇生命の部長さんに連絡してみようかな。ゴール設定としては明確な謝罪と全額返金くらいかな。

 

では。

 

マネックスがコインチェック買収の際に付けたアーンアウト条項についての反応について

4月6日、正式にマネックスグループによるコインチェック買収が発表されました。

 

一部のブロガーさんは「潰れる潰れる」と煽っていましたがやっぱり潰れませんでした。36億円という買収金額は公開された決算からすると安すぎるという印象はありました。

2017年度までの決算は以下の形で公開されましたが日経新聞等によると2018年度の営業利益は1000億を超えるという報道もありました。

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ただ、コインチェックには追加の訴訟リスクに加え、そもそも仮想通貨というものがどうなっていくかわからないという不安もあるのは事実なので買収金額はPER等の指標では読みにくいのは間違いありません。

ただ、よく読んでみると今回の買収にはアーンアウト条項という追加の条件が付いていました。

コインチェックの株主でもあるセレスのIRから引用させて頂くと

(1)売却年月日 : 平成 30 年4月6日
(2)売却株 式 : コインチェック株式会社
(3)売 却 額 : 約 515 百万円
(4)売 却 益 : 約 476 百万円
(5)付 加 条 項 : 本件の譲渡契約には、上記(3)売却額に追加して、コインチェック株式会社の平
成 31 年3月期から平成 33 年3月期までの各事業年度の税引後当期純利益相当額の
50%分から訴訟費用等を差し引いた金額が、売却時の当社の持分比率に応じて当社
に支払われるアーンアウト条項が付されております。  

 とのことです。このアーンアウト条項、僕が普通の語学力で読む限りですと

『今後3年間でもっと売上伸ばしたらもっと買収金額あげるから頑張ろうね♪』 

と読めます。

 

ですが、Twitter上では結構悪いように読み取る人も多いようでした。

僕と同じようにコインチェックに対して良い意味で受け取っているツイートはこんな感じ。

 

 

一方、悪いように捉えている人も一定数いるようでした。

 

 

 

最後の方は、なんでこんな変な読み方するんだろうと思うくらい僕とは意見が違いました。プロフィール見てみたんですが、この方大手ベンチャーキャピタルの方だったようで僕なんかよりよっぽど頭良いだろうからわざとなのか僕が間違っているのかよくわかりません。

 

賛否いろいろ意見があるようですが、これだけの会社を作った和田さんなので僕は周りがどう言おうが応援します(別に友達でもないですが)。

コインチェックはきっと今後は金融庁との調整という大人な仕事が重要になるはずなのでそこらへんが非常に上手そうな松本大さんと組むのは非常に良いことだと思います。例の事件前には時価総額が3,000億くらいらしいと界隈で噂が回っていましたが、今は一旦36億円+αで落ち着いたようです。純利益で3年間で6000億出すのは中々難しいと思いますが、ここから本当に挽回して欲しいです(もちろん自分も頑張れ)。

 

では。

コインチェックの会見を見ての感想を少し。いくつかの教訓を。

※1月31日追記しました※

 


1.仮想通貨取引所「コインチェック」売買停止トラブル 記者会見 2018/01/26

 

www.huffingtonpost.jp

この数年、スタートアップ界隈を騒がす悪いニュースが本当に多かった。その中でも今回のコインチェックの問題は最大級と言える。

昨日の記者会見、僕は生中継で見ていた。いろいろな感情が沸いてきたのですぐにブログに書きたかったがあまりにも大きい衝撃を受けたため1日置いて冷静にいろいろ考ええてみた。その結果をまとめたい。

 

仮想通貨に関しては、僕はほとんど持っていない。多少は持っていたが現在は全て利確しているしビットフライヤーに預けているので現状被害はない。

また、コインチェックの和田さん、大塚さんに対しての面識はないが株主であるANRIの佐俣アンリさんとは面識もあるし個人的に大好きなので冷静に客観的に見れていない部分もあるかもしれない。その大前提がある。

 

ブログに残そうと思った一番の理由は、会社を経営していて多少うまくいっていると忘れてしまいがちなのだが「一寸先は闇」ということを再認識し、「明日は我が身」だと再認識させられた会見だった。

インチェックと言えば数日前の時価総額で言えばおそらくメルカリよりも高かったのではないだろうか。少なくとも利益はメルカリ以上に出ていたはずだ。信憑性は定かではないが月の営業利益が10億とも100億とも噂されていた。割とコインチェックに近い人からも時価総額は1000億を軽く超えており、オファーも来ていると聞いた。

そのコインチェックがたったひとつの事件で倒産の危機に立たされることになるとは思ってもみなかった。弊社は仮想通貨を保有しているわけではないが資産を持ち逃げされたり火事を起こしてしまったり顧客情報の流出騒ぎを起こしてしまえば昨日のような会見をする可能性はあるわけだ(会社の規模が違うから今はおそらく大丈夫だけども)

これが1つ目にして最大の教訓。

 

今回、被害を受けてしまった方たち、またはXEM保有していないがコインチェックに資産を預けて出金ができなくなってしまっている状況の方たちはコインチェックに対して何を言っても良いと思う。それが知識不足によるものでも良いと思う。ただ、それ以外の人は芸能人の不倫に怒りを覚えて人格批判をしている人と全く同じだ。成功していた若者を叩きたいだけ。

それは会見で質問をしている記者たちも全く同じ。事件が発生して1日足らずの段階で断言できることなどほとんどない状況にも拘わらず同じ質問を何度もする。当然同じ回答になるのはわかっている。あれは怒らすためなのか泣かせるためなのかわからないがそういう絵を撮りたいだけのための質問だと僕には思えた。

既にまともな人たちは批判的なコメントを出しているが朝日新聞が書いた以下の記事は本当に理解ができない。

www.asahi.com

facebookで技術者を募集することなど普通。むしろ和田さんのように超優秀層がリファラルで募集するのであればエージェントよりもよっぽど優秀な人が集まる。人手不足を批判したいのかも知れないがこれだけ伸びているサービスなのだから当然のことだろう。

会見で、「株主と相談のうえ・・・」と何度も取締役の2人が発言している。先にリンクを貼らせてもらったhuffingtonpostの記事から引用させてもらうと

――先ほどから株主、株主、株主という発言が多い。株主に聞かないと経営判断は一つひとつできないということか。

大塚氏:いえ、そういうわけでは、ございません。

――筆頭株主はどなたか。

大塚氏:筆頭株主は和田晃一良でございます。

――お2人で過半数は持っているのか。

大塚氏:はい。

(会場から苦笑漏れる)

――であればなおさら、自身の経営者としての判断で、最低限の情報は開示すべきでは。それが取引所の責務では。もはや「株主」という段階ではない。「端数まで出せ」と言っているわけではなく、「何万人に影響があるのか」というのを私たちは知りたい。例えば「何十万人の口座があって、その人たちに影響がある」と。そういうことが知りたいが、それすら頭の中にないのか。

和田氏:現在の優先順位といたしましては、顧客の資産の保護を第一に考えておりまして、そちらの対応を全力でしているため、そちらの公表についての検討は未だに結論がでていないような状況にございます。

事件からの経過時間を考えても、あの時点で被害数を出すのは良くない。ざっくりとした数字を答えても大きく書かれるだけだ。また、なぜ株主と相談しなければならないのかについては至極簡単なことだが登記簿を見ればわかる。

インキュベイトファンドの和田さんが取締役に、ANRIの佐俣アンリさんは監査役に就いている。(10月の時点のものだったので現在は不明だが)

であれば彼らに相談するというのは当然の行為。そのあたりのことも調べずに質問をしているのでレベルが知れてしまう。

もちろん最終的な判断は和田さん、大塚さんで過半数を持っているのであればできるが例えばあの場で(先ほどの記事の中から引用)

――今、手元に600億円ぐらいあるのか。

大塚氏:その具体的な数字というのは、私たちだけで決めることでは。株主も含めて、どこを公表するかも含めて確認中でございます。

という質問に対して、「ある」と答えたとしよう。そうしたら場合、「いつ返すのか?」「返金の方法は?」という質問が飛ぶのは目に見えている。僕は「ある」と思っているが「ない」だった場合、回答できないのは(残念ながた)当然だ。

現金では〇〇億、仮想通貨で〇〇億円分あって合計で600億以上は余裕であるというのが僕の推測だがその辺はわからない。

さらに、

――御社の株主構成は。

大塚氏:代表取締役の和田晃一良、私、大塚雄介、ベンチャーキャピタルのインキュベートファンド「ANRI」、投資ファンドの「WiL」。以上でございます。

こう書かれている。おそらくインキュベイトファンドとANRIが別のキャピタルであるということも知らないのだろう。ちょっとレベルが低すぎるように感じた。

2つ目の教訓は煽りたいだけのネット民とマスコミは同じくクソということ。

 

次に今後の展開について。僕は仮想通貨のことは詳しくないので書かないがコインチェックという会社が倒産することはあり得ないと思う。今回の正確な被害額が出るまでわからないが仮に1000億円の被害が出たとした場合、喜んで買収に応じる企業はたくさんある。ソフトバンク楽天KDDIくらいの規模であればすぐにでも買うと思う。それこそ株主との相談が必要だが、倒産するよりは絶対に良いはず。

佐俣アンリさんに恨みでもあるのかわからないがやたら彼のせいにしたがっているやまもといちろう隊長もこうツイートしているがきっと彼レベルの方であればコインチェックを買いたがっている企業がたくさんあるということくらいわかっているはず。

 

そもそも倒産回避のために出金停止という非道行為をしているわけなので(個人的には出金停止は悪手だったかなと思っているけど)

 

となんだか初めてくらい感情的なブログを書いた。ですます調でないブログはおそらく初めてで書きにくかった(です)

 

社長の和田さんは天才エンジニアで、お世辞にも会見が上手なタイプではない。仮想通貨についても大塚さんの方が知識は上なので、会見は大塚さんだけに任せることもおそらくできた。でも逃げずに出てきたことはすごく勇気がいることだと思う。もちろん被害者、被害額を考えれば当然という意見もあるかも知れないがここからどうにか被害者、被害額をゼロにして復活してほしい。

僕は小さい人間なので成功してる起業家を見るとうらやましいと思ってしまうため「頑張ってほしい」なんて思うことは滅多にないけど、今回ばかりは本当に頑張ってほしい。でたらめな批判にさらされることもあるかも知れないけどコインチェックの再興を心から願います。

 

※これ以下1月31日追記※

意外とアクセスが伸びてしまったので今の気持ちも追記する。このブログを書いたときはまだコインチェックがどうなるかわからなかったときだった。大丈夫だと思うと書いてはいたが本当に500億もの金を用意できるのかもわからなかった。

それから数日後、コインチェックは全額返金を宣言した。もちろんまだまだ被害に遭ってしまったと考える人は当然いるのでこれで何も問題がないというわけではないが一安心はできたのではないだろうか。この宣言に対して、某ブロガー含め理不尽な程コインチェックを批判する人たちは『返金時期が明示されていない』という批判と『儲け過ぎだ』という批判をしていた。これらの2つは矛盾している。返金時期が明示されていないというのは、『本当に返ってくるのか?』という疑惑から生じるもので儲け過ぎというものとは相反する。

また、計画倒産だったのではないかということを報じている記事もある。

btc-feed.jp

 

2ちゃんでふざける程度ならまだ良いが、これはやりすぎだ。100%あり得ないと断言できる。儲かっていないなら計画倒産をするメリットはあるが、年間8兆円の取引高があり、高スプレッドな商品を扱っているのだから儲かっていないはずがない。500億が痛手なのは間違いないが計画倒産はさすがに名誉棄損もの。

ただ、今のコインチェックはそんな批判に対して反論する余裕もない。26万件という人たちに返金をするとなるとどれだけのオペレーションが必要か考えてみたらわかるはず。それ以外にも様々な対応に追われているようだ(一応社員に聞いた)。

こういう状況に対して、おもしろおかしく批判する意味はあるのだろうか?

『持ってないコインを消費者に売る』とコインチェックを批判したブログもあったが、FX等も似たような状態だと思うし、仮にそれが問題だったとしてもウォレットを別にわけていたのであれば問題ないし、そのような反論もたくさん出ていた。

いずれにせよ、状況はよくわからないのは間違いないのに火に油を注いでコインチェック側を混乱させることに何の意味があるのだろうか?自分のブログのPVを稼ぐか少し有名になって企業側からすると相手にしたくないと思わせる意味合いしかないと思う。

僕が近い人から聞いた話では倒産なんてあり得なくて現金も仮想通貨もたくさん持っているとのことだったがそれの信ぴょう性も定かではない。本当にコインチェックの被害者のことを考えるのであれば、ここは火に油を注がずに待つことが正しいのではないかと思う。それで万が一『返金出来ない』であったり、犯罪行為を警察が認めたのであれば非難すれば良いと思う。

 

 

以上。