田舎で働く社長のブログ---都会に移転しました---

会社を2015年に作りました。会社や個人をPRするというよりはアウトプットの場にしたいです。

ECサービスってのは面白いけど大変で面倒なんだよって言いたい。

すごく偉そうだけどECサービスを立ち上げたい、立ち上げたという20代の方からちょくちょく相談をもらうようになりました。

10年くらいECの世界にいるから多少は詳しいつもりです。

 

楽天市場に出店すべきなのか?

・配送業者はそれぞれどう違うのか?

・在庫と受発注どちらが効率良いのか?

 

等々。僕にとっても勉強になる質問をたくさんいただきます。また質問をしてくれる若手というのは須らく優秀です。

 

ただ、EC事業というよりもサービスとして考えている傾向が強いです。

もちろんECもサービスなのですが、僕の定義としては、

 

"楽天市場、メルカリはサービスで、ZOZOTOWN、AmazonはECです。"

 

両方ざっくりECと捉えがちですが全然違います。僕に相談に来てくれる若手はEC事業をやっているのにメルカリの頭で考えている人が多いです。

なので、僕が『CVR(購入転換率)をあげるために決済方法を増やした方が良い』とアドバイスしたり、『スマホのファーストビューがうんぬんかんぬん』と話すとすごくよく理解して実行してくれます。

 

一方で、『創業当初はクレーム対応を受けるために電話問い合わせを付けた方が良い』とか、『ギフトラッピングの包装紙は数種類用意した方が良い』というアドバイスは中々実行してくれません。もちろん僕のアドバイスが全て正しいわけではないです。

ただ、ECサービスというのはとてつもなくめんどくさいということをもっと理解した方が良いと思っています。

最近では電話問い合わせを受け付けないサイトが増えています。ZOZOTOWNなんかもそうです。ただ、ZOZOはその分問い合わせの作りこみが完璧ですしクレーム対策も非常にうまいです。

そうではないような駆け出しのECサイトはページを見ただけではわからないことだらけのはずです。であれば電話窓口を付けてお客さんがどういう点に疑問を持っているのか理解するべきだと思います。

テレビショッピングがあれだけ売れるのは電話注文を受け付けてくれるからです。

にも拘らず賢い若手はそのような作業を嫌がります。いくつか理由はあると思うのですが、単純に問い合わせを受け付けるのが嫌なだけだと思います。

全然こっちが悪くないのに暴言を吐かれることもたくさんあります。よほど大きくなるまではそれも全て吸収していくべきだと思っています。

 

若手起業家のサイトで購入したのに気が付かれなくて、配送も正直微妙だったので愚痴を書いてしまいました(笑)

 

 

では。

メディアコマースは成功するのか?北欧、暮らしの道具店とキナリノモールで考えてみた。

メディアコマースは成功するのか??

 

ECにおける1つの課題というかトレンドになっていることは間違いないです。

先日、日経新聞で以下の記事が出ていました。

www.nikkei.com

 カカクコムが自社の情報サイトと連携させる手法で、通販サイトの売り上げを伸ばしている。2016年に女性向けメディア「キナリノ」と連動した通販「キナリノモール」を始め、直近の売り上げ規模が開始当初の4倍以上に成長してきた。キナリノ内の記事で商品の購買意欲を高めた上で、モールに誘導する「メディアコマース」の仕組みが奏功している。

なるほどなるほど。果たしてこれが(少なくとも現時点で)成功と言えるのか少し調べてみたいと思います。

 

成功事例として一番引き合いに出されるのはクラシコムが運営する"北欧、暮らしの道具店"ですよね。

hokuohkurashi.com

ここは確かに本当に上手です。

僕が思うメディアコマースの長所というのは『価格以外の面で売る』ということなのかなと思っています。そういう意味で正反対にいるのがAmazonです。

例えば北欧、暮らしの道具店で人気商品にラインナップされているバンカーボックスという商品があります。

Amazonでも人気のようで、3箱で1,850円送料無料です。一方、北欧、暮らしの道具店は1個で918円。しかも送料は570円です(15,000円以上で送料無料)。

普通に考えればAmazonの方が絶対に売れるはずです。販売個数がどれくらいはわかりませんが、仮に同じくらい売上げているのであれば北欧、暮らしの道具店はメディアコマースとして成功していると言えると思います。

 

メディアコマースの定義次第なんですが、メディアコマースの対極にいるAmazonとの比較で話をするのであればメディアを持つことでの付加価値(SEOパワーも含まれるかも)とそれに必要な経費を比べた際にどちらが良いかという話になると思います。

 

簡単に図で書いたんですがこんな感じかと。

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要するに、商品価値の部分に値引きやオマケと言った部分ではないところを上乗せすることで他の店舗よりも高い価格で売れる状態になっていれば成功だと思うんです。北欧暮らしの道具店は売上は公表しているのでざっくり月商1億円ほど。これだけだと正直大した規模にはなっていないですよね。ただ、仮に利益で3,000万とか出ているのであれば結構すごいのかもなと。

 

以上は、北欧暮らしの道具店がある程度成功しているらしいという前提のもと書かせて頂きました。

では本題のキナリノモールについて。

そもそも北欧、暮らしの道具店とは違い、キナリノモールは場所を提供するだけのモールです。楽天市場、メルカリ、ヤフーショッピング、キナリノモールという感じ。

 

なので当然キナリノモールで売っているものは楽天市場でも売っています。いくつか見てみましたが同じ価格でした。

楽天市場の場合、4万店舗もあるので商品が埋もれてしまい上位に表示させるのは広告を買う必要があったりと中々小さい店舗が勝つのは難しいです。そこをキナリノモール側で集客してくれているのであれば差別化は非常にきれいなのかもしれません。

ただ、先ほどの記事に

キナリノモールの1カ月あたりの売上高は開始から1年余りで4.5倍の6400万円となった。急成長の要因がキナリノからの誘導だ。「キナリノのトップページや各記事ページに設けられた誘導枠からの顧客が7割」(渡部氏)という。

とありました。ここで言う売上高が流通総額なのか、それから発生するマージンなのかでかなり話は変わってきます。当然ですが流通総額と売上高は違います。

キナリノモールを運営するカカクコムの決算を見てみたところ流通総額が6400万と読むのが正しいようです。

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普通こういうモール型ビジネスは流通総額からマージンをもらい、売上にします。

楽天市場だと3~5%、メルカリは10%、ヤフーショッピングは0%です。キナリノモールはおそらく初期段階ということもあるので0%でやっているように思えます。例えばこれを楽天と同じ5%に設定した場合、1億の流通総額で500万の売上です。10%に設定しても1000万です。

記事の作成自体はキナリノという元から行っていたメディアが行っているので経費という感覚はないのかも知れませんが1億円の流通総額くらいでは中々成功とはいえないと思います。

収益構造としても北欧、暮らしの道具店のような直販ではないので手数料ビジネスになります。

楽天よりも手数料を安くするので出店者さん集まってください!』だと構造的に儲からないので、

楽天よりも手数料は高いけど雑貨好きをたくさん集客するから出店者さん集まってください!』という感じで出店者を集います。

 

その集客方法でキナリノというメディアを使っているという形になります。

 

キナリノの月間PVがすっごい雑ですが1000万~2000万PVらしいです。そこから流し込むというメディアコマースです。

アフィリ、アドセンスで収益化できていたMERYが4億PVくらいだったはずなので2000万PVでは全然収益化できていないと思います。もちろん今後どんどん伸ばすつもりなのだと思いますがメディア単体で黒字化しないとコマースでの黒字もまず難しいと思うので結構厳しいように感じました。

 

一方、キナリノモールを成功させる方法は結構僕なりに思い付いて結構自信あるので次の機会に書かせて頂きたいです。

(深く考えた結果、そうでもないな・・・って思った場合にはしれっとこの文章消させて頂きますw)

 

では

モノタロウがすごい!でももっとすごいのは住友商事かも!住友商事はECが本当にお強い。


モノタロウ TVCM 自動車整備工場編

 

モノタロウって皆さんご存知でしたでしょうか?

EC業界長いですし、EC大好きなのでECのことは結構詳しいと自負しているのですが恥ずかしながらテレビCMで初めて知りました・・・。

 

上場時の目論見書によると、事業内容は以下の通りです。

当社は、国内・外の卸業者・メーカーから仕入れた商品を、自社ホームページ「MonotaRO. com」のウェブカ
タログ上及び各顧客に配布する紙カタログ上に掲載し、エンドユーザーに直接販売しております。
商品の仕入・販売に関しては、店舗・営業所を所有しておらず、顧客からの受注機能、仕入商品の発注機能、
商品の入出荷機能及びコールセンターにおける顧客サポート機能を、本社及び物流センターに集約しており、受
発注管理のほぼ全てをインターネット及びファクシミリを通じて行っております。また、自社ホームページを通
じて商品を購買する顧客情報をデータベース化することにより、顧客ごとの購買特性を販売活動に反映させ、顧
客が求める商品の提供を目的とした仕組みを構築しております。
顧客に対するアプローチとしては、チラシの郵送、ファクシミリ・電子メールによるダイレクトメールの送信、
インターネットを通じた広告の掲載によっており、各手法を組み合わせることにより、新規獲得、追加販売並び
に離脱防止に努めております。

なんかすっごい地味ですよね・・・たぶんベンチャーキャピタルとかもお金出さないと思います・・・。

 

でも上場してテレビCMまでやるということは結構すごいのかなーと思い調べてみました。調べた理由は自分の会社の今後を考えたからでした。僕の会社はECがメインなのですがECは手堅いビジネスですが伸び率がメルカリ等のようなプラットフォームビジネスに比べて平凡です。せいぜい2倍、3倍です。

 

昨今のスタートアップ界隈を見ているともっと大きな伸び率が必要なのかなーと思い大きいEC企業を調べていたところモノタロウに出くわしたという次第です。

 

結論からなんですがモノタロウさん、すっごい着実にきれいに事業を伸ばしています。あとそもそも創業が結構古いんでびっくりしました。

上場時の目論見書はこんな感じです。

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きれいに伸びています。そして上場後ももっときれいに伸びています。

売上のグラフはこんな感じです。

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ずーっときれいに伸びています。

上場して以降は特にきれいでだいたい+20%成長で成長しています。利益もしっかりついてきているようで、2016年度は約100億円の利益を計上しています。

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それも評価されてか、株価も著しく伸びています。

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例えばソシャゲの会社は平気で1年で100倍に成長したりします。在庫、倉庫が関係する以上ECでは中々難しいです。僕が考えるEC企業の理想の成長だなと感じました。

 

モノタロウすごいなー・・・上手だなー・・・。と。

 

そのモノタロウ、そもそもどういう会社なのかを調べるために目論見書も読んだのですがアメリカのグレンジャーという会社と住友商事が共同で設立した会社のようでした。

上場当時でこんな割合です。

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で、住友商事と聞いて思い出したのが爽快ドラッグでした。僕が楽天で働いていた頃から楽天市場で毎年大賞を受賞している超大型店舗さんです。爽快ドラッグは楽天に89億円で買収されたのですが、その爽快ドラッグも住友商事が始めた会社です。

ECか難しいところですがショップチャンネルを運営するジュピターショップチャンネル住友商事が1996年に(結構昔・・・)にアメリカの会社と共同で始めた会社だそうです。

商社のイメージと少し違う感じがして驚きました。今いろんな会社がECに参入していますが、直販という意味では結構失敗している企業が多いです。

リアル店舗を持っている会社はWEBの知識がないため、ネット企業の場合は商品知識やCSがいまいちなため失敗しているという例が多いように感じています(すごくざっくり偏見ですがw)。

 

住友商事はモノタロウ、ジュピターショップチャンネル、爽快ドラッグと大きなEC企業を作り出していますが、共通している点として『長い時間をかけてじっくり伸ばしている』ということがありそうです。モノタロウ以外の企業は細かいデータはなかったですが創業年がとにかく古いので。

 

となるとやはりECはじっくり着実に売上を伸ばすのが大切なんだなーと思い、ゆっくりじっくり会社を大きく育てていきたいなーと思いました。

 

 

 

では。

ポケットマルシェの売上をフェルミ推定してみよーと思ってアプリ見てみたけどすっごく面白いサービスでした。

jp.techcrunch.com

経団連サミットでも受賞していたポケットマルシェが1.8億円調達だそうです。メルカリと親和性高そうだなと思っていたところメルカリからも調達したとのことです。

 

www.buzzfeed.com

この記事そのまんまですね。こういったサービスは買い手と売り手の両方を集める必要があります。メルカリは買い手に関して数千万という数がいるので僕が農家ならメルカリで売るかも。。。もちろんポケットマルシェはいろいろ特化してると思うのでそちらの方が使いやすくて売れるならポケットマルシェを使うかも。

 

こういう発表を見ると売上を推測したくなります。勝手に想像してみました。

 

この記事の中でヒントになるのはこれくらいでした。

 

ポケットマルシェは販売価格の15%を手数料として受け取り、消費者は別途送料を支払う。 

2016年9月にリリースしたポケットマルシェ。現在は約330名の生産者がアプリを通して商品を販売している。商品を購入するユーザーの数は非公開だ。 

 

これだけなので以下の売上予測はかなり推測です。。。

 

すごく簡単な公式ですが

 

売上 = 流通総額 × マージン(15%)

     流通総額 = 店舗数(生産者数) × 平均月商

 

になると思います。店舗数は330と出ているので、平均月商を類推することができればある程度売上が見えてきそうです。

平均を考える前に、登録している生産者のアクティブ率を見てみたいと思います。楽天市場は4万店舗程出店していますが3割くらいの店舗さんの売上が0円です。

ポケットマルシェもそうなのかな?と思ったのでとりあえずアプリをダウンロードしてってみました。

軽くしか見ていないのですが『すばらしい!!!』と感じました。ほぼアクティブだと思います。ただ、農家の方は1年中作物が取れるわけではないので季節的に動いてない方も当然いました。

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基本的に生産者の方の顔が見れており、どういうものを育てているかも見ることができます。メルカリとはかなり違う印象を受けました。

C2Cというよりもしっかり生産者が商売している感じがするので少し楽天に近いかも知れません。

 

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これは売れるわ・・・。。。結構売れると思います。

ただ、ポケットマルシェ専業の方ではなくあくまでも副業としてやっている印象です。また、商品も非常に安く販売しているようなので売上と言う意味ではそこまで高くなさそうです。

生産者あたりの平均値は15万円くらいなのではないでしょうか。(本当に推測ですよ!)

 

それをあてはめると月間の流通総額は約5,000万。その15%がマージンとなるので750万くらいの売上かなーと。

 

創業間もないということですし、いろいろな可能性がある事業だと思います。

メルカリのようなC2Cサービスはメルカリとの差別化が鍵になると思います。ポケットマルシェは売り手の顔を出すことで安心感を与えるという方法で1つ大きく違いを出しています。

メルカリとは違うのですが、楽天市場に近付いている印象もあります。買い手としては「楽天で良いのでは・・・?」となってしまう可能性がありそうです。楽天の場合手数料はせいぜい5%程度+広告費なので、ポケットマルシェの方が割高です。

その分非常に手軽に始められるという強みがありそうです。

 

とりあえず見ていて楽しいサービスだったのでなんか買ってみようと思います。

 

 

 

では。

ZOZOTOWNは在庫をほぼ持たないビジネスって意外と知られてないので簡単に。

 

 この東洋経済が話題に。メルカリもですがZOZOも本当にすごいです。時価総額1兆円ですか・・・。

個人的にスタートトゥデイの雰囲気はすごく好きです。ブラックの逆を行く感じで社員を大切にしてる感じがしますよね。前澤社長は社員だけじゃなくヤマト運輸にも優しいです。ヤマトを庇う発言でプチ炎上もありましたが発言の内容は正しいと思うので大好きです。

 

そんなZOZOTOWNですが、結構ビジネスモデルを勘違いしている人が多いのですごーく簡単に有名EC企業のビジネスモデルを説明させてもらうとこんな感じです。

 

楽天市場

店舗とユーザーがやりとりする場を提供するだけ!出荷も問い合わせも販促も店舗がやって!売れたら数%もらうから!!

 

[ヨドバシドットコム]

問い合わせも物流も全部自分でやります!価格もこっちで決めるよ!!

 

Amazon

基本的には自分で売るけど出店もしてね!マージンもらうけど!でも基本的にうちが売るから!!!(ハイブリッド型)

 

超雑にこんな感じですが(楽天も直販やってますけどね)、ZOZOをヨドバシ型だと思っている人が結構多いようです。

 

ZOZOは各アパレルブランドから商品を受託販売するタイプのECです。つまり在庫を持っていないのでリスクが非常に小さいビジネスを展開しています。

各ブランドから商品を自社倉庫に預けてもらい、売れた分を出荷しそのマージンをもらっています。

楽天市場と違い商品の撮影や物流、問い合わせも基本的にZOZOTOWN側で行います。販促もZOZOTOWN側で行います。そのためブランド側も非常に楽です。ただ、楽天が数%のマージンなのに比べ、ZOZOTOWNは30%程度のマージンをもらっています。

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取扱高で見ると90%が受託タイプとなっているようです。つまりZOZOTOWN側は一切在庫をもたずに販売をしているのでリスクが少ないです。にも関わらずここまでのブランドが委託するということはそれだけ売れるということに他なりません。

この強かさがZOZOTOWNの強みだと思っています。

 

東洋経済の中でも少し書かれているのですが、前澤社長はECに必要なのは『商品・集客・サイト・物流』とおっしゃっています。

すごく正しいのですが、ZOZOTOWNはかなり昔から物流に力を入れていました。ここに力を入れたのはAmazonとZOZOTOWNでした。素晴らしいセンスですよね。

 

ちなみに同じタイプのビジネスモデルを展開しているのがこの前上場したロコンドです。彼らも業態をZOZOタイプに変更してから売上が安定してきたようです。

 

just4youcom.hatenablog.com

 

アパレルはここからEC激戦区になっていくと思いますが、場所と物流を確保しているZOZOTOWNはとにかく強そうです。

すごく個人的な意見では、ファーストリテイリングは店舗の売上が強すぎてイノベーションのジレンマに陥っている気がします。アクセンチュアがコンサルしたのかよくわかりませんが、あんなサイトに金かけるくらいならZOZOTOWNに出店した方が業績は伸びそうなのに。

 

earth music&ecologyのストライプが展開するメチャカリが素晴らしいと思っていました。

just4youcom.hatenablog.com

メーカーとしての強みをうまく活かしていますしWEBデザインも本当に上手です。たぶんこういう企業はZOZOを倒す可能性があるのかな。

 

 

とは言えZOZOはまじで強いなー・・・としみじみ。在庫持ってるっぽい感じなのに在庫持ってないんですぜ。

 

 

 

ではでは。

「トイサブ!」というサービスが面白そう。利益率とか売上について本気出して考えてみた。→ 価格設定が面白いのと選定コンセプトが面白い。

サブスクリプション型のレンタルサービスをいろいろ見てきましたがビジネスモデル的にはラクサスが一番な気がしてます。

でもこんな面白いサービスもあるようです。

toysub.net

 

知育玩具・おもちゃの定額制キュレーションレンタルサービスとのこと。知育玩具という言い方がうまいですが要するにおもちゃのレンタルサービスです。

僕ももうすぐ4歳になる子供がいますが、やつらの好きなおもちゃブームの変わるスピードはスタートアップ界隈のブームの比じゃないです。買って翌日見向きもしないとか普通ですし(笑)

 

実際アメリカでは知育玩具やレゴレンタルがシェアを伸ばしていますしニーズはありそうです。

 

マネタイズはどうか?という問題ですが料金プランはこのようになっておりました。

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レンタルサービスは必ず送料がネックになります。ラクサスしかりエアークローゼットしかり。トイサブが上手なところはそこを1ヶ月単位にしていないところです。

 

隔月コース:2,980円/月

45日コース:3,980円/月

半年コース:1,480円/月

とのことです。

並び順おかしくねーかな?と思いましたがこの料金プランが秀逸でした。とりあえずひとまずトイサブにかかる支出から見て行こうと思います。

 

プランごとの粗利を見て行こうと思います。(めんどうなので10円は切り上げました)

かかる費用はとりあえず送料(往復1,500円)のみとします。

(表の順番変なので期間の長さ順に変更します。)

 

・45日コース:4,000円/月 →1.5ヶ月で6,000円で送料は送料は1,500円 

→1.5ヶ月で4,500円の粗利なので1ヶ月単位の粗利は3,000円

 

・隔月コース:3,000円/月 →2ヶ月で6,000円で送料は1,500円 

→2ヶ月で4,500円の粗利なので1ヶ月単位の粗利は2,250円

 

・半年コース:1,500円/月 →6ヶ月で9,000円で送料は1,500円

→6ヶ月で7,500円の粗利なので1ヶ月単位の粗利は1,250円

 

 

このプラン設定が結構上手だなーと感じました。おそらく、平均だと隔月コースあたりになりそうですがもっと長いプラン、短いプラン、高いプラン、安いプランがあるので隔月コースの魅力があるように思えて、そしてそのプランは2ヶ月6000円なので1回のレンタルで4,500円儲かると。

 

仮定ですが1人あたり1ヶ月3000円、送料抜いた粗利を2,250円が平均値と仮定します(勝手に)。

 

 

で、次に仕入れ値を予想します。

すごくざっくりなんですがプラン例を見てみたところ1個あたりのおもちゃが4,000円くらいのもののようでした(これも想像ですよ!!!)。

これを4~6点ということなので、1件あたりの仕入値は2万円くらいになりそうです。

 

これを貸し出しているということなのでざっくりとレンタルの回転率が仮に100%だとすると1年くらいで仕入れ値をペイできるようです。さすがに100%はあり得ないので50%だとした場合2年くらいで仕入れ代金を回収するイメージでしょうか。

 

これはラクサス、エアークローゼットと比べてもかなり優秀な設定になっていると思います。

なのでこれまでを振り返ると非常に良いビジネスモデルな気がします!!!

 

ひとつ気になる点として、mycleがサービス終了してしまったようにママ層のひとたちは結構値段にシビアだと思っています。なのでこういうサービスを利用するならコミュニケーションコストを気にせずにメルカリで買って飽きたらメルカリで売る、という行動をしそうだなと。金あるママ層は買いまくるだろうし。

 

でも、トイサブ!はそこも考えているのか、トイサブ側からの提案をしているようです。

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これ超良いなーと!こういう発想になるとママ層は金を惜しまず、旦那のお小遣いが減っていく事になるのだと思います。

支出を減らすためのレンタル、という発想ではなく最適なものを使用するためのレンタルという発想ですね。

 

こうなっていくと強い気がします。

できるのかわかりませんがギフト券みたいな形でサービスできると良いですよね。

 

『トイサブ3年間使い放題券』とか。これを出産祝いとかにプレゼントしたらすごく喜ばれそうな気がします。

 

 

なんか面白いサービスでした。

 

 

では!

 

 

 

 

 

 

後払い決済について。CASHは性善説と言ってもしっかり悪人リスクを考えているけどNP後払いのネットプロテクションズやGMOはどこまで考えているのか知りたい。

一時期ZOZOのツケ払いが話題になりましたが、ECにおける後払いは非常に需要が大きそうです。

 

弊社はネットプロテクションズという会社の後払い決済を導入しています。

 

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ネットプロテクションズのサイトに記載してあるメリットはこんな感じ。

加盟店側のメリットはこんなことよりも単純に購入者側にメリットがたくさんあるので注文が増える。しかも未回収リスクが無い。これに尽きます。

 

ZOZOの件で、未成年のユーザーが大量に買ってうんぬんかんぬんということがありましたが弊社で購入してくれるお客さんにヒアリングをしたところ『カード情報の入力が面倒だったから』というお声が一番多かったです(情報漏洩も危惧したはずです)。

例えばAmazonであれば元々カード情報を登録してあるのでワンボタンで購入できますが、弊社やその他多くのECサイトにカード情報を登録している人は少ないですし、知らない会社に登録するのに抵抗がある人は多いはず。

これをカバーするのが後払いなので、後払いを導入すると売上は増えます。弊社では売上の25%程が後払い決済になっています。もちろん後払いがなかったらカードや代引きで注文したという人もたくさんいると思いますが、後払い決済を導入すれば売上は間違いなく増えます。

実際にZOZOTOWNの売上は後払い導入後増えまくっています。当店もそうだったし。

 

僕として非常にありがたいサービスですが、懸念点がひとつあります。それは与信審査がザルすぎることです。

ここは推測なのですが、少なくともネットプロテクションズの与信審査は

・今までに未払いがないかどうか

・ユーザーの現時点での後払い金額が総額〇〇円に達していないかどうか

 

このあたりしか見ていないのではないでしょうか。

あとは住所が存在するかどうか、電話番号が使われているかどうか等といったところくらいだと思います。

なので、『結構払ってない人が多いのではないか・・・』と推測できます。

 

払わない人は2パターンいて、故意的未払いさんとうっかり未払いさん。この2パターンです。

故意的の人は、確実に今後増えていくと思うのですが今のままでは審査が甘すぎて対応できなくなると思います。

www.appps.jp

逮捕された例もあります。要するに勝手に知らない住所を使って注文し、商品だけは別の場所で受け取るという方法です。ECではクレジットカードの不正利用等でよく使われる受取手段です。空き家を使うケースもありますが、おそらく現時点のネットプロテクションズの審査だと空き家を使って注文すると審査が通るはずです(結構自信あります)。

となると詐欺も発覚しません。店舗というか加盟店側からすればそれでもネットプロテクションズ側が負担してくれるので別に構わないのですが、それって大丈夫なの??という気持ちになってしまいます。

 

twitterを探してみましたが、こういうツイートが何件かありました。

 たぶん勝手に名前と住所使われちゃってますね。

 

うっかり未払いさんも相当いるはずで、この中の人でも「めんどくさいからもう払わない」となる人も絶対います。twitterをちょっと探してみたところやっぱりいました。

 

ZOZO、というかGMOペイメントサービスも本当はこんな案件で戦っていたら損します。でも、おそらく今は『後払いは払わないとダメ。やばい』という意識付けをする段階だと考え金に糸目は付けずに請求しているのだと思います。

 

さて、そんな後払いですが彼らの売上は我々加盟店が支払う手数料です。

これはGMOペイメントサービスの料金表です。

 

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ざっくり3%としておきましょう。

彼らの売上 = 流通総額×3%

彼らの粗利 = 売上 - 未払い金額 

 

です。ここから人件費やら家賃やら宣伝費やらが引かれます。催促電話とか結構人件費かかりそうですし。

ということは未払い率が3%を超えてしまった場合"絶対赤字"なわけです。

 

さすがに未払い率3%はないでしょう!オモテナシの精神の日本で!と思うかも知れませんが、僕は2%くらいあると思っています。

理由はいくつかあるのですが、弊社の審査でNGになった方には弊社スタッフからメールやお電話をするのですが

「後払いの審査が承認されませんでした、、、他の決済方法に変更してくれませんか?」

という内容で電話をすると

「あー、払ってなかったかもー・・・。わかりました!では銀行振込で♪」というようにおそろしいくらい普通のテンションで返答があります。

これにはいくつか理由があると思っていて、ネットプロテクションズの場合、請求書は店舗側が送る商品とは別に郵送されます。そのため、この請求書はなんなのか?いまいちわからないようです。

代引き、着払いで払わない人はほとんどいないと思うのですが、こういう請求書の場合うっかり払いそびれる人は相当いて、そのまま「面倒だからいいや」となる人も相当いると思っています。もちろん払わない人が悪いんですが。

 

例えば先日再開し大きな話題になったCASHというサービスがあります。

スマホで写真を送ると査定してくれて、商品を送る前に入金してくれるというすごいサービスです。ただ、商品の審査、人の審査が曖昧ということもあって「金だけもらって商品を送らない人も相当いるんじゃないか?」等といろいろ懸念が持たれました。そんな話題の中注文が殺到しすぎて16時間でサービス停止に至る等すごい話題性だったわけですがこちらのサービスは社長の光本さん曰く悪い人は思ったより少なかったとのこと。

――性善説は通用したというわけですか。

 そうですね。今日(8月22日)の時点で91%の人がちゃんと取引してくれています。

――ウソをついて取引をする人もいたと思います。例えば、アイテムの写真は送って現金を受け取っておきながら、実際には商品を送らないケースなど、悪質な取引の割合はどの程度になりますか。

 騙そうとする人はアイテムを送ってきませんから、まだ取引が終わっていない残りの9%に入っていると思います。アイテムは日々送られてきていて、最終的にちゃんと取引してくれる割合は95%程度になりそうなので、5%程度に収まると想定しています。

――ビジネスとしての成立ラインは。

 当初は悪い人たちが2、3割に収まったらいいなと思っていました。それくらいいてもギリギリ事業として成り立つ設計をしていたので、想像以上の結果です。

質屋アプリ「CASH」再開の理由、社長が騒動後初激白! | ITデスクの編集会議 | ダイヤモンド・オンライン

 

ただ、少ないと言っても5%程度の人はちゃんと取引をしてくれないっぽいです。こっちは携帯のSMS認証をしているのにこんな感じです。であれば後払い決済の場合はもっとあるんじゃなかろうかと推測すべきかなーと。

 

そんなに言うならなんで潰れないの?と思うと思います。まず大前提として、僕の勝手な仮説なので未払いが1%だとすれば十分儲かります。

NP後払いは2016年度の流通総額がなんと1400億だったとのこと。

shopping-tribe.com

売上 = 42億。仮に未払いが1%だったとすると粗利で28億円です。これなら十分儲かると思います。

 

では未払いというのはどこの時点で決まるのか?小売りの場合の債権は一般的に2年だと記憶しているのでその前提で話を進めさせていただくと、決算書には2年間未払いであろうと売掛金(未収入金?)等の項目で載ってしまいます。なので黒字になります(全く粉飾とかではないです)。

貸倒引当金をしっかり充てていれば問題ないのですが、そのあたりが見えません。

 

GMOは本体が巨大ですし、ネットプロテクションズもオリックス様が75%保有しているので潰れるとかそういったことはないはずですが、もっとしっかり与信対策をしないとヤバくない??と思いました。

というのもかなり具体的に書いてしまうと、ネットプロテクションズを利用している上で、明らかに詐欺だとこちらで認識していても審査が承認されることが何度かあります。詐欺注文の情というのは実は店舗側の方が持っています。

なので弊社側からネットプロテクションズ側に『これ審査承認されてますけど詐欺だと思いますよ』と連絡したところしばらくしてから審査が否決になったケースも何度かありました。『訴えませんか?』と担当者に言ってみてもすごく反応が悪いです。

 

なのでおいおいそんなんで大丈夫かよ、と思いブログを書きました。

まー実際詐欺だろうが未払いだろうが弊社はネットプロテクションズからお金払ってもらっているので文句はないのですが・・・。

 

 

 

では。